「環境省庁舎、午後8時消灯でCO2排出削減へ」
地球温暖化防止の旗振り役を務める環境省が来月から、
本庁舎内の全部署で毎日午後8時に消灯するそうです。
やむを得ず残業する際は、庁舎内の「大部屋」に集まることで、
二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげたいのだといいます。
また、夜間の仕事が多くなる国会開会中は、
午後8時にいったん全フロアの消灯を行ったうえで、
職員各自の判断で再び照明をつけることが認められます。
政府は、国家公務員の事務作業に伴って排出されるCO2量を、
2006年度までに01年度比で7%削減する目標を立てています。
しかし、04年度は逆に4.6%増で、
旗振り役の環境省に至っては、10.4%増という看板倒れの状態で、
そんな中で打ち出された「苦肉の策」が午後8時消灯。
同省によると、肝心の削減効果については「まだわからない」そうです。
1997年の京都で開かれた地球温暖化防止京都会議で議決し、
2004年にロシア連邦が批准し、翌年発効した京都議定書において、
日本の削減率は、2008年~2012年の間に、
-6%と設定されていますが、すでに達成不可能なのが現状です。
日本は、国連が発行するクレジットを排出枠として購入するばかりで、
実情は、先に述べたように、排出量は年々増え続けているのです。
そして、世界最大のCO2排出国であるアメリカ合衆国は、
現大統領が就任して方針を急変、議定書の締結を見送っています。
地球温暖化の責任は、国や企業だけが負うものではありません。
また、国や企業に任せられるようにも思いません。
結局は、いくら大金を積もうとも解決できない問題だからです。
自分のために、大切なひとのために、ひいては地球のために、
私たち一人ひとりにできることがたくさんあります。
過剰な使命感ではなく、適度な責任感を持って、
とりあえず、無駄をなくすところから始めてみましょうか。
by スグル