以前ここで、合衆国大統領に関する有名なジョークを紹介しましたが、
そのとき、私の同僚から
「おもしろいですね。こういうの好きです」と言っていただいたので、
「機会があれば、また載せます」とお答えしていました。
これも、先日の記事に書きましたが、
例の「メール問題」を発端に、
某衆議院議員が辞めるだの、辞めないだのいう問題が、
所属している党全体の責任問題にまで発展しているようです。
お偉い先生方は、いったい何をしておられるのでしょうか。
私には皆目見当もつきません。
さて、今日はまたひとつ有名なジョークを紹介しましょう。
あるロシア人が、
「フルシチョフは馬鹿だ、フルシチョフは馬鹿だ」と
わめいてクレムリン宮殿の前を走りぬけようとした。
その男は、即座に捕らえられて、
裁判の結果、二十三年の禁固刑を申し渡された。
その内訳は、党書記侮辱罪に対して三年、
国家機密漏洩罪に対して二十年である。
フルシチョフに関する風刺的なジョークは、たくさんあるのですが、
上記は、彼自身が語ったジョークなのだそうです。
では、彼は自他共に認める「バカな政治家」だったのでしょうか。
ニキータ・フルシチョフは、
スターリンの死後、ソ連の最高指導者として、
スターリンを批判することで、その独裁と恐怖政治を暴露し、
世界中に衝撃をもたらしました。
非スターリン化に基づく、自由化・民主化を推進し、
アメリカを初めとする資本主義国とも
積極的に平和共存外交をすすめました。
そして、冷戦下にありながら、核の開発・実験を抑制しようとしました。
立派です。
しかし一方で、彼は激情家で、国連総会で机を靴で叩いて怒ったり、
同志に対する暴言を繰り返したりと、
粗野な振る舞いが目立ち、党内にも多くの敵を作ったといわれます。
決して褒められたことではありませんが、ご愛敬。
フルシチョフは、万能な政治家であったとはいえませんが、
有能な人間には、こういった一面もまま見られるものです。
どこぞの誰かよりは、よっぽどまともな政治家だったと思いませんか。
「クラースナヤ・プローシャチ」
ロシア語で「赤の広場(美しい広場)」の意。
by スグル