ウィリアム・リンクとリチャード・レビンソンによって書かれた
倒叙形式* 推理小説・ドラマの傑作「刑事コロンボ」シリーズ。
日本では作品中で、コロンボの階級は“警部”となっていますが、
実は、原作では"Lieutenant"―“警部補”なのです。
日本語に翻訳した際に、犯人や部下の刑事が、
「コロンボ警部補」と呼ぶのは納まりが悪いということと、
一般のひとは警部補という階級にあまり馴染みがないということで、
「コロンボ警部」が誕生したのだそうです。
ご存知、三谷幸喜の「警部補 古畑任三郎」が、
「刑事コロンボ」に多大な影響を受けていることは言うまでもありません。
* 犯人側から犯行の様子が描かれる方式。
* その後、探偵の側から捜査が進展し、真相の看破に至る。
* 読者(視聴者)には予め犯行過程が判っており、
* 犯人側のどのようなミスから足がつくのかが興味の対象になる。
さて、今日はミステリクイズ第4弾です。
〈難易度 ★★★☆☆〉
あるマンションの一室で、男の変死体が発見された。
警察で検死したところ、拳銃を口中に向って発射した痕があった。
口腔が硝煙で汚れ、弾丸が咽喉から頭蓋骨を貫通して、
床にめりこんでいた。
凶器の拳銃は死体のそばに落ちており、
それには男の指紋しか付着しておらず、
また、衣服などに抵抗した形跡も見られなかった。
近隣の住人の話によると、
そういえば前夜、鈍い銃声らしい音を一発聞いたという。
現場に遺書はなかったが、
拳銃で自殺をはかる者にはありうることなので、
警察では自殺だろうと判断した。
しかし、捜査協力を依頼されて現場に呼ばれていた探偵Qは、
男の上着のポケットにあった財布の中身を見て、
「いや、これは自殺ではない」と言った。
さて、この事件の真相とは。
名探偵のみなさん、いかがですか。
華麗な謎解きを期待しています。
by スグル