胸に輝くシルバー・スター② | ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

前回に引き続き、「テリーマン弱小超人説」の真偽を明らかにすべく、

今回は、テリーマンの個人成績について検証してみます。


〈疑惑② シングル戦績〉

マンガ「キン肉マン」に描かれている

テリーマンの公式戦を、順を追って確認してみましょう。


First Bout

vs. スカイマン 戦 ☆

(第20回超人オリンピック1回戦)

スカイマンの華麗な空中殺法にダウン寸前まで追い込まれながらも、

大逆転のオクラホマ・スタンピートでテリーマンの勝利。


Second Bout

vs. ロビンマスク 戦 ★

(第20回超人オリンピック準決勝)

キン骨マンのライフル銃からキン肉マンを守ったために

左脚に重傷を負うが、「世界で一番強い男が待っている」と

無理を押してリングに上がる。

テリーマンらしからぬダーティ・ファイトに

ロビンマスクは防戦一方だったが、最後は負傷している左脚を

ハーフ・ボストン・クラブにとらえてギブアップを奪う。


Third Bout

vs. ラーメンマン 戦 ☆

(第20回超人オリンピック3位決定戦・チェーン・デスマッチ*2)

同じく準決勝でキン肉マンに敗れたラーメンマンとの一戦。

残虐超人であったラーメンマンの反則攻撃に

テリーマンは瀕死状態だったが、

レフェリーの判断によってラーメンマンの反則負け。

 *2 ラーメンマンの一方的な申し出による。


Fourth Bout

vs. ザ・魔雲天 戦 ☆

(7人の悪魔超人編)

秩父山脈特設リングにて、巨漢・魔雲天と対戦。

魔雲天の猛攻にダウン寸前まで追い込まれるが、

キン肉マンやミート君を中傷する発言に激怒したテリーマンは、

一気に反撃に転じ、最後は起死回生のブレーン・バスターで勝利。


Fifth Bout

vs. アシュラマン 戦 △

(悪魔六騎士編)

アシュラマン必殺の竜巻地獄や阿修羅バスターをくらい、

両腕まで奪われ、大苦戦のテリーマンだったが、

キン肉マンやバッファローマンに何度となく救われ、

なんとか両者リング・アウトの引き分けに持ち込んだ。


Sixth Bout

vs. キング・ザ・100t 戦 ☆

(キン肉王位継承編/1回戦・第4試合)

キング・ザ・100t 得意のジェット・ローラー・シーソーで

全身の骨を砕かれながらも、最後は見事な頭脳プレーを見せ、

逆転のカーフ・ブランディングでキング・ザ・100t を粉砕。

しかし、勝ち名乗りを受けた直後、

キング・ザ・100t の腕の破片に後頭部を殴られ戦闘続行不能になる。


Seventh Bout

vs. モーターマン 戦 -

(キン肉王位継承編/2回戦・第2試合)

先の試合の傷がまったく癒えないテリーマンは、

試合開始直後から精彩を欠き、モーターマンの猛攻に防戦一方。

モーターマンの必殺技ドリル・ア・ホール・スパークによって

場外に放り出されたところを、

バイクマンに変装したラーメンマンに救われ、

結果的には無効試合となってしまう。


【テリーマン  シングル戦績】 7戦 4勝1敗1引き分け1無効試合


ここで、代表的な正義超人のシングル戦績も併せて紹介します。


【ロビンマスク  シングル戦績】 7戦 4勝2敗1無効試合

【ラーメンマン  シングル戦績】 8戦 5勝3敗

【ウォーズマン シングル戦績】 6戦 4勝2敗


上記の数字がもの語っているとおり、

テリーマンのシングルマッチにおける勝率は決して悪くはないのです。

しかも、唯一の黒星である、対ロビンマスク戦は、

左脚の負傷を隠しての強行出場であったうえに、

相手は前大会のチャンピオンだったのです。

この敗北はやむを得なかったと言えるでしょう。


にもかかわらず、

彼に「弱小」のイメージがつきまとうのは、なぜなのでしょう。

実際にテリーマンが対戦してきた相手は、

弱い超人、あるいは影の薄い超人ばかりでした。

そして、そんなたいして強くもない超人に対して、

テリーマンはいつも苦戦を強いられてきました。

しかし、それはあくまでも結果論であって、

他のすべての正義超人にも同じことが言えます。

ほんのひと握りの特例を除けば、

いつだって超人同士の戦いは、

生死を賭けた「ギリギリのファイト」だったはずです。

つまり、「テリーマン弱小超人説」は、

私たち読者の勝手な幻想に端を発しているのです。


テリーマン…

彼はどんな逆境にも負けない不屈の精神を持つ強い超人なのです。


次回は、テリーマンの人格について検証します。


                                     by スグル