
今年もクリスマス。
元気に迎えられました。
今年はクリスマスイブが平日なので、前倒しの日曜日におばあちゃんも一緒にささやかにクリスマスの食事会をしました。写真はその時に焼いたケーキです。息子がシンプルなケーキが好きなので。
インフルエンザが大流行で、2学期も残り1日というところで学年閉鎖になってしまった息子。
幸い、感染していない息子は冬休みが一足早くやってきました。他の学年が終業式をしている小学校、そのすぐそばにあるおかんの職場に、息子はいそいそと一緒に手伝いに来てくれました。それがなにより嬉しかった、最高のクリスマスプレゼントをもらったおかんです。
そして、間借り営業は半年を過ぎました。
まさか自分がカフェ営業をするなんて、夢にも思っていなかったのに、今ではそれが日常になっています。
オーナーさんがお店を閉めることを考えていると知り、こんなステキなお店がなくなってしまうのが残念で、毎月の地域食堂を楽しみにしている人たちもいるし、なにより私にとっても大切な心の拠り所になっているお店だし、なんとか残していきたい、そんな想いで踏み出した間借り営業でした。
だから、大儲けしたいとか、有名店にしたいとか、そんなことはなくて、ベースは自分の大切な家族、その上でこのお店を続けていく、ここを居場所にしている人達を迎え続けたい、そんな思いでここまできました。
カフェ営業は甘くないです。けれど、とても楽しい。こんなにもやりがいのある仕事に出会えて、感謝しかありません。
そして、想像以上の変化は子どもたちに起きました。放課後、毎日のようにお店に寄り、友達としゃべったり、宿題したり、後で家で遊ぶための待ち合わせをしたり。
時には、スタッフの子どもたちが「ここなら大丈夫だから」と逃げ込んできたこともありました。オーナーさんが親身に対応してくださって、ちょうど居合わせた大人の皆さんが温かく接してくださり、みんな安心したんです。
地域にそんな場所が1つでも多くあれば、子どもたちはもちろん、親の私たちにとっても安心して暮らせる。
助けてくれた大人をきっと子どもたちは忘れないし、将来誰かを助けてあげたいって、思うかもしれない。私の勝手な妄想かもしれないけど(笑)
確かなことは私がずっと覚えているということ。子どもの頃、親身になってくれた大人、かわいがってくれた大人がいたということ。
それを支えに、過ごしていこう。