カネに続いて、文鳥達をお迎えしたけど悲しいお別れがをすることになり、その後に迎えたセキセイインコ達は元気いっぱい育ってくれて、また私たちに癒しをくれてます。
カネが来てくれたのはコロナ禍が始まった年でした。緊急事態宣言が一旦解除されたタイミングで、旦那と娘が電車で出かけてお迎えしたんです。
あの時、閉塞感に包まれていた日々を明るくしてくれたなあ〜って、今でもよく思います。
とはいえ、私自身は外出できない日々をあまり悲観的に思ったことはなくて、逆に楽しもうって思っていました。でも、家族みんながそうではなかった、きっとそうでしょう。
コロナ禍は去って、改めて思うのは、緊急事態宣言がなくなった今でも、問題は次々に起きるけど、大変さを楽しんでいこう!っていう心持ちはずっとあります。
小鳥たちは、そんな人間達のことをずーっと見守ってきてくれました。いい時も悪い時も、小鳥たちがいつも変わらずいてくれて、そんな彼らの姿を見て、私たちは勝手に癒されて、元気をもらってきました。
変わらないでいること、それがどんなに安心を与えるものかを、小鳥たちから教わっています。
小鳥たちにも性格があるので、ちょっとキレやすい子もいるし、甘えん坊もいるし、ツンデレちゃんもいます笑
それにいちいち目くじら立てることもないのは、小さな命に対して、人間側が勝手な余裕を持ってるからかもしれません。そして、無条件にカワイイ存在(笑)
私は大した世話をしていません。水やエサの世話、ケージの掃除、朝晩のカバーの開閉、寒い季節の温度管理など、「飼い主」の子どもたちがやっています。だから、世話する大変さは、私はそれほどなくて、可愛いとこだけみせてもらって、触れさせてもらってるんですよね。ありがたいことです。
子どもたちが学校に行く日だけ、ケージの周りを掃除機かけるのが私の唯一の役割です。その時に話しかけ、よしよししたり。出勤時間がすぐくるから、ほんの数分ですが(笑)
小さい命にたくさん救われてきました。
彼らの存在が、今の仕事にも繋がっています。屋号になった「ことり」は、きっと彼らがいたからこそ、子どもたちからアイデアが生まれたんだと思います。
息子がよちよち歩きの頃からの馴染みの場所にオープンした珈琲店、そこに地域食堂のボランティアとして入るようになり、そこからのご縁で間借りランチをさせていただけるようになり、息子達がお手伝いやら宿題やらをさせてもらえる居場所となり、子どもたちにとっても大切な居場所になっています。
お店で出会う色んな方から、子どもたちは人の温かさを受け取り、自分も誰かの役に立てることを教わり、未来への希望を見せてもらっています。
親だけじゃ、こんな景色は見せてあげられなかった。特に、私だけではとてもできないことだった。身の回りの色んな大人の皆さんに育ててもらいました。感謝しかありません。これからどんな未来が待っているか、今は分からないけど、きっと力いっぱい生き抜いてくれるはず。
私はそれまでコツコツ自らも成長し、子ども達を見守っていこう。いつか巣立つ彼らをにっこり見送れる日をイメージしよう。