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元日の夕方、飛行機雲が2本並んで見えました。
朝は曇っていて、
初日の出を拝もうと朝ランに出たけど、それは見えず、雲の合間に見えた朝焼けと、近くの天皇陵、いつもの神社で手を合わせ、新しい年を迎えられたことへ感謝しました。
旦那は例年通り、新年の挨拶のために出勤し、
子どもたちと私はそれに合わせて起きて、
揃って新年の朝ご飯を食べました。
善哉とおせち。
おせちは、なますと黒豆、煮しめは作るけど、あとはできあいです(笑)
善哉は、小豆から炊きます。これは、我が家の定番です。ただ、こどもたちは砂糖醤油が好きなので、2日目からは私と旦那だけが善哉です(笑)
その後は、のんびり年賀状を見て、正月特番のお笑いを見て過ごして。
昼過ぎに旦那が帰宅してからお昼ご飯、
夜はおばあちゃんのおうちへご挨拶に行く予定だったから、それまでのんびり…
ところが、
不意にスマホに防災情報が…地震情報でした。
強い揺れに警戒して下さい、と。
石川県で震度7、
あまり見たことのない図が現れ、
揺れの広がる予想が示されました。
???
震度7?デカいな…
後ろからスマホをのぞき見て、旦那が一言言った時、
部屋の水槽に目をやると、大きく水が揺れていました。
あれ、揺れてるね
動画を見ていたこどもたちも、
ニョキッと首を伸ばして、顔色を変えていました。
ちょっとNHKつけてくれる?
動画モードから地上波に変えてチャンネルを合わせると、
アナウンサーが避難を呼びかける声が響きました。
津波警報です!今すぐ高台に逃げて下さい!!!!!
鬼気迫る声に、
のんびりモードのリビングの空気は一変しました。
そこから余震を告げる緊急地震速報も続き、、、
ふと気付きました、
親戚が自分たちより震源に近いエリアにいることに!
ほどなく妹が安否を気遣うLINEを送ってくれていて、
父からも連絡があって、
みんな無事で、念の為避難していることが分かり、ほっとしました。
けれども、寒くて暗くなる時間帯に、
なれない場所で避難し続けるのは辛いだろうと、心配しつつも、なんにも役立つことが見つかりませんでした。
数日経って、被害の様子がだんだん報道されるようになり、ますます無力さを感じています。
それは、東日本大震災のときと同じで…
けれども、
ある人のメッセージを耳にして、はたと気づきました。
あの時、被災地を思って自粛ムードが広がったけれど、自粛してもなんの助けにもならなかった。経済はおちこみ、社会全体が衰えた。コロナ禍もおなじで、自粛したことでメリットもあったが、やはり経済や社会は滞った。支援する力を維持するには、被災していない私達ができることをすることです。精一杯、今いる場所で、やるべきことをやる、そして経済を回し、社会を強くすることが、被災地の復興を助けることになるんです。
そうだった。
無力なんかじゃない、私にできることをしよう。
人は繋がっているから、
役に立ちたいと思い続けて、
そのために動く先には、
必ず助けを待つ人がいるはずです。
そう信じて、頑張ろう。
他人事ではない、
この地震国では、明日は我が身なんだから。