子どもの頃に見ていたアニメのオープニングテーマです。
スプーンのネックレスをしてるおばさんが、時ともなしにちっちゃくなってしまうんですよね(笑)
カワイイおばさんが、いつも明るくて、パワフルで、毎回トラブルに遭うんだけど、なんとかするわっ!って乗り越えていくんですよね。
幼心に勇気をもらっていた気がします。当時はただただ面白くて、楽しくて見ていたんですけど。
母はその間、夕食作ったり、洗濯物を片付けたり、色々してくれていたんだろうなぁ〜。
あの頃は今ほど子育て中の母親を支えようって雰囲気も、世の中の空気もなかったんじゃないかなぁ〜、
田舎から出てきて、実家の助けも借りられないし、ママ友もきっと少なかっただろうし、父はバリバリのサラリーマンで深夜まで働いて、付き合いで飲みに行く毎日だったから、いわゆるワンオペだったはずだ。
今ならその大変さは想像がつく。
でも、子どもの頃はそんなこと気にしたこともない(笑)
それどころか、随分宇宙人な性格で、真面目な母を苦しめただろうなぁ〜と、今頃思う私(笑)
結局、宇宙人な性格は根本的には変わることはなく、多少社会で迷惑をかけないように、たくさん衝突と挫折を経験して、過ごしていけるようになった、だけの話。
そして、ありがたいことに、そんな人間を理解して、受け入れてくれる人に出逢えた。
運が良かったんだと思う。
そして、運を引き寄せるだけの努力もしてきてたのかな。ただ一生懸命だっただけで、それでも足りないだろうけど(笑)
今日、娘と歩きながら話していて、
おかーさんもうすぐ50やねんな。
と、いう話になった。
ほんまや、もうアラフィフやで(笑)
歳を重ねることは、あまり怖くない。
年々自分のこと、受け入れられるようになってきた。
たとえ、周りの人に理解されなくても、自分だけはわかってあげたいといつも決めている。
どんな自分もオールオッケーだ。
人と違う生き方や考え方、振る舞いにはリスクをともなう。それだけは間違いない。
だからこそ、一生懸命さが重要だ。
必ず見てくれている人がいる。
そして誰より、自分自身が見ているんだ、一生懸命な自分を。それこそが、明日を生きる力になる。
スプーンおばさんのこと思いだして、
また少しあたたかい気持ちになれた。
時間があったら、アニメも全部見返したいな〜。