
春先に久しぶりに開催された手作り市へ行ったときの話。
樹脂で作られたカワイイ多肉を寄せ植えるワークショップに、子どもたちは参加しました。
入れ物は作家さんのうちにあったものを持ってきておられて、「うちにあってももう使わないから…」と子どもたちに自由に選ばせてくださいました。
多肉のパーツは大小色とりどりで、
これを作る手間と労力を考えると、こんなに気軽に楽しませてもらえるのが益々ありがたく感じました。
久しぶりのイベント、
この春は続々とひらかれていて、
コロナ前にだいぶ近づいたなぁ〜と感じます。
学校も地域の雰囲気も、
やっぱりにぎやかになってきているし、
いいもんだなぁ〜って!
ただ、みんながこれを喜んでいるかといえば、
受け入れられているかといえば、
そうではないことも分かります。
戸惑っている人も、
静かに過ごしたい人も、
何かにつけて呼び出されて困る人も、
きっとおられると思います。
私も時々そんな気持ちになることはあるし、
誰でもそっとしておいてほしいときはあると思うし。
大きな波がきたら、
その波は必ず引いていく。
その揺り戻しの方が大きく感じることもよくある。
おぼれないように、
浮かんでいるために、一生懸命手足を動かして、息をして、なんとか生きている。
近くで同じように浮かんでいる人と、
しんどいね、
早く波が収まるといいね、
魚がいるね、
空が青いね、
暑いね、
喉乾いたね、
日に焼けてしまうね、
とか色々
声を掛け合って、陸を目指していけるといいいなぁ。
こどもたちも世の中の変化を感じながらも、
そりゃあもう健気に
精一杯毎日過ごしています。
時々こんな楽しい体験や、
人のあったかさを感じる時間を過ごしてもらえたら。
穏やかな毎日が続きますように。