
息子の誕生日。
年明け早々なので、ともすれば、忘れてしまいがち。
でも、みんな覚えていますよ。だって、お誕生日だもん。
コロナでおばあちゃんを誘って食事をするのを控えがちになるここ2年…
まだ新型コロナがナニモノなのか全く分からなかった1年目は「これでいい」というか「こうするしかない」と信じて疑いませんでした。
けれども、、、
2年目、ちっとも収束しない状況、
withコロナなんていう言葉も出てきて、
「ほんとうにこれでいいのか…」
自問自答しながら過ごしてきました。
去年、おばあちゃんにコロナをうつしてしまったとき、
おばあちゃんにしんどい思いをさせてしまい、
家族みんな苦しい思いをしたけれども、
反対に確信したのは、
「それでも共に暮らしていくんだ」
ということでした。
共に、家族みんな、そして、ウイルスも。
避けることも離れることもできない、
全て今一緒に生きている。
旦那の仕事柄、新型コロナへの対策は大切。
それと同時に大切なのは、今を生きる自分たちの人生。
リスクを理解して、
できる対策はとって、
共に暮らす。時を楽しむ。
贅沢な豊かさではないけど、ただ穏やかに、人の温かさに触れる豊かな時間を子どもたちには覚えてほしい。
私もこの世の生を終えるときには、
今の暮らしを懐かしくくすっと笑って思い出したい。
一分一秒長く生きることが重要なのではなく、
どう生きていたいのかが大切だ、
と、在宅医療に携わるドクターの言葉を聴き、
とても腑に落ちました。
そして、「こうあるべき」にとらわれなくていい、という言葉も腑に落ちました。人生観も家族観も人それぞれ、様々な在り方がある。どんな形であれ、当事者がそれでいいなら、それがベストな選択だと。
息子は、
お誕生日のお祝いにおばあちゃんに来てほしい、
と言いました。
迷うことはなにもない。
お誕生日おめでとう☆
これからの成長を、みんなで見守っていくよ〜。