2度目 | ちょいコワおかんのつれづれ

ちょいコワおかんのつれづれ

2児の子育て中のおかん。
怒ったらコワイ!
毎日がドラマチック。
子育てするオカンは、実は管理栄養士で、地域食堂や健康ランチなどで活動中。
/子育てしながら、自分も育つ/今日よりちょっといい明日にしよう/
そんな日々の色々を書いていきます。


朝起きたら、
息子がリビングへ降りてきて、
そのままゴロンと横になりました。


いつも割とそうだけど、
なんか違う。

ゴロンのしかたが違う。


熱測ってー


毎朝検温するのはもう日課なので、
いつも通り声をかけたら、


おかーさん、38.5℃。



と、真っ赤にディスプレイが光る体温計を見せる。





えー、、、



なんか首とか頭とかも痛いし、
なんか吐きそう…



あー、コロナや。
2回目やー。


母は覚悟を決めました。


続いて起きてきた娘にもマスクをするように言って、
息子は朝ごはんも水分もとりたがらなかったので2階の部屋で寝かせて、


ちょうど朝ランから帰った旦那に、
息子の熱を伝えました。



旦那も症状からみて、「コロナやな」と。



で、おばあちゃんへ息子の熱を知らせて、体調を聞きました。


返信がないので、旦那が電話すると、
親戚からの電話が長引いてたと、
今はなんともないよと、元気そう。



前日に私が地域食堂のお手伝いに行く間、
子どもたちを預けていて、
夕食も食べさせてもらっていたから、、、
おばあちゃんにうつしてしまっている、、、


あずけなければよかった、
夕食はいただかずに迎えてから家で食べれば良かった、
いや、
食べたとしても「食べる時以外はマスクしてね」と一言言っておけばよかった、


たらればが頭を駆け巡る。


後悔先に立たず。





けれども、
一旦、深呼吸。自分の思いを確認する。



コロナを避けずに暮らそう、
感染のリスクはあっても、
会える人に会い、
共にできる今を共にする。



それで感染したとしても、
それが今を生きるということ。






それでも、おばあちゃんにはうつしたくなかった。
自分を責めたくなる。
誰のせいかと言えば、きっと私だ。



でも、私のせいだと言ってしまうと、
最初に感染した息子は自分のせいだと思ってしまうかも、
自分にコロナをうつしたのは誰だと探してしまうかも、
私が手伝いに行った食堂を恨むかも、、、



今やるべきことは自分を責めることじゃない、

目の前の息子を受診させて、
症状を悪化させない!


おばあちゃんが発症したらすぐに動けるよう情報を集める!



でも、あいにく連休初日、
おまけに大型台風まで接近中。



息子の発熱外来の受診先は、幸運にもすぐ見つかりました。
ただ、困ったことに検査を渋られました。
今朝発熱したなら、12時間経ってないし、陽性が出にくいから意味がないと。
陰性だったからといって外出されても困ると。
他を当たるか、明日以降にされては?と。


するわけがない!
熱でぐったりしてるんだから!!


それに、
もしかしたら検温しなかったから分からなかっただけで、
夜中に発熱してたかもしれないし、
昨日の段階で発症してたかもしれない。
そしたら、陽性判定が出る可能性も高い。


ここは食い下がろうと決めました。


他はあたりましたが、どこもいっぱいでした。陰性でもどこへも外出しません。病院としてのご意見、ご提案は聞かせていただきましたが、発熱後12時間経ってなければ検査できないルールじゃないなら、受診させてほしいです。

連休に入るし、解熱剤も持っておきたい。私の考えでは、前日高齢のおばあちゃんと夕食も一緒に食べたので、万が一の対応も考えておきたいです!主人の仕事にも影響があるので、お願いしたいです!



電話応対の方の声が変わりました。
「そこまで言うなら感染予防をちゃんとやれよ」と心の声が聞こえてきそうでした。
検査するかは医師の判断になりますが、それでもよければ受け付けます、とのことで、

はい!もちろん判断に従います!お願いします!

なんとか予約を取り付けました。




かかりつけより遠いし、
吐き気があったので、
旦那に車を出してもらいました。



行きの車内で何回も嘔吐して、
一応持っていったビニール袋と除菌シートが役立ちました。
でも、マスクの替えを持っていなかったのが痛恨のミス。



ドライブスルー式の診察と検査で、
すぐに陽性が判明しました。



再び我が家は自宅療養・待機生活に突入です。



ここまで朝起きてからわずか4時間程度。
当たり前の生活は、
またもや簡単に非日常となってしまいました…。



ただ、
2度目となると気持ちに余裕も少なからずあって、
前回の反省も活かそうという思いも
家族一人一人にあるように感じます。



隔離生活のまま、
大きく配置を変えていなかったのも、
こうなると良かったとも思う。
こんな日が来ると、思わなかったわけでもないです。



病院から帰宅する途中、
旦那が「お昼どうする?」と言うので、
もう昼も過ぎようとしていたし「弁当でも買おかな」と答えたら、

帰宅してすぐに「俺が弁当買ってくる。あと、必要なものも買い出しにいくからリストあげておいて。」と。




前回の態度とは随分違うな、と思いました。
協力的なのは、いいことだ。
頼めることは頼もう。



結局、その日は息子は食欲はあまり戻らず、
水分と旦那が買ってきたプリンを食べて、
横になって過ごしました。


彼も2度目の隔離生活で馴れたもんでした。
コロナに感染してしまったことは
「2回めやぞー!最悪!!」と怒ってましたが、
少し体が楽になると、
AmazonPrimeビデオをささっと使って、
好きなコンテンツを次々見ていました。


おかーさん、おもちゃもこっち持ってきていいかな、と

ミニカーやプラレールなど
約一週間の生活を充実させようと、
彼なりに工夫してました。



お一人様生活を受け入れようとしてくれてる。
強い。そしてしなやかだ。



私も前回の経験を踏まえて、暮らしてみよう、
そう思いました。