
玄関先の
「オーバーナイトセンセーション」が咲き始めました。
娘が生まれた年から育て始めたバラです。
いい香りがします。
先日、ネットラジオの収録に行ってきました。
なんの肩書もないふつうのおかんが、
なぜ、ラジオ出演か!?
これには色々と経緯がありまして。
月に1回ずつ参加している会があります。
「いのち」をテーマに毎回違う講師の先生が招かれて、
それぞれの分野から見た「いのち」にまつわるお話を聞き、
それをみんなでトークする会です。
会の後は、有志で各々好きなドリンク&フードを持ってきて乾杯♪
めっちゃ楽しい会です。
参加し始めてもうすぐ1年。
「いのち」をテーマにするとは、、、
戸惑いはありました。
声をかけてくれたのは、地域食堂のスタッフの一人。
私が地域食堂のお手伝いをしたい理由を伝えた時、
すごく共感してくれた一人です。
会に参加するにはもちろん費用もかかるし、
色々迷ったけれども、参加することにしました。
これも何か必要な事なのかもしれない。
「いのち」について語るのは重くなってしまいそうだし、辛くなりそうです。
実際、そんな気持ちになるエピソードもたくさん聞きました。
けれども、それを超える位感じたのは、「今生きる事の大切さ」です。
この会を主催する方も、参加者の中にも、
とてもつらい経験をした方がおられるのですが、
そのつらさに向き合いつづけ、自身の人生を前向きに進んでおられます。
その姿からは悲壮感よりも、明るさや楽しさがたくさん伝わってくるんです。
力まず自然体なのに、行動力がすごい。
そんな皆さんと同じ時間を共有しているだけで、力をもらいます。
子育ても家族関係も、仕事も、なんでもうまくいかないことばかりですが、
それでもあきらめずにできることから頑張ろうと毎回思います。
ネットラジオの出演は、
この会のメンバーの方からオファーを頂いたのですが、
いのちについて、教育について普段着で語りませんか?と。
正直「?!」でしたが、
一旦考えましたが、
やっぱり行ってみようと思いました。
普通のお母さんの一人として、
平凡に生きてきた一人として、
話に行ってみよう。自分の事を話す機会って、そんなないよな。
思い切って行ってみてよかった。
マイクに向かって話すのは、緊張したし、
たぶんとりとめもない話をしてしまった気がするけれども、
他の出演者の方の話には学べるところが多かったし、
ちょっと角度を変えて、自分をみることもできた。
この日聞いた話で、印象に残ったのは「平凡な人生なんかない」ということ。
その方は、40歳になったとき自分の半生をかいて電子書籍で出版したんだそうです。
こんななんでもない普通の人生なんか、誰も興味がないよな、
そう思いながら本を出したら、読んだ人から「共感しました」「なんか感動しました」と反響があったんだそうです。
その時に、自分にとっては何の変哲もない人生でも、
他の人にとってはそうではなく、きっと誰の人生も同じことが言えるんじゃないかと、思ったんだそうです。
だから、誰の人生も全部特別な人生だと。
ほんとそうかもしれない。
きっとみんなそれぞれドラマがある。かけがえのない人生を送っているんだな。
ならば、色々あって当然かもしれないよな。
このドラマを楽しんで生きていこう。
そう思って振り返ってみれば、
何の変哲もないおばちゃんは、ちゃんとラジオのゲストを務められた気がする。
次は、娘に一人で出てほしいな~と言われました(笑)
きっと娘の方が面白いと思う。
話に花が咲くはずです☆
そして、イケてないオカンもさらされることになるでしょう(笑)
それもまたいいでしょう(笑)