書道コンクールに今年もチャレンジします!
それでも果敢に挑戦する!
みんな課題をみてもすぐに戦闘態勢にはいれるところがほんとすごい!!
あるんですよ、
私、いい大人ですけど、
こんなん書けるわけないだろーがー!?
あ〜難しそうだなぁ〜、、、
書く前からやる気ゼロになる時、あります。
悲しいときー!
どうにも書けそうもない課題を突き付けられたときー!
いつもここから、っぽく書いてみたwww
こちらのコンクールではふだんの競書とは違う力強さが大事なのかな…と数年続けて参加して分かってきまして。
お手本をふだんより気持ち強めに、ダイナミックに書いてみたつもりです。
あとは、それをみた子どもたちがどんな風に表現してくれるのか、
それもまた私にとって勉強になります。
意図した雰囲気にあがってこなければ、
きっとお手本の力不足だと。
あ〜、お手本書くのも勉強。
子どもたちが書いたものを見せてもらうのも勉強。
「正身端座」は甥っ子…なんとも背筋を伸ばされる熟語…。なんていうか…怠け心を叩き起こされるというか。懸命に練習したこの字をスマホの待ち受けにしたほうがいいんじゃないかと思ってしまいました。
瑩山禅師「坐禅用心記」より
正身端坐すべし。ひだりえそばだちみぎえかたぶき、まへにくぐまりうしろえあふぐことなかれ。
正しい姿勢が身につくと、呼吸も調い、気持ちも調う。=「調身 調息 調心」
コロナ禍で揺れ動く今、まさに必要なことかもしれない…。
「利行」は姪っ子…大きく力いっぱい書いてくれました。シンプルな形、だからこそ一画一画の集中力が必要になります。特に縦の線、まっすぐブレずに書くには、、、何枚も何枚も練習していました!
利行っていう言葉は、人のためになる行いという意味だそうです。だれかのために何かをするということは、自分自身の心もどこか優しくおだやかできれいな気持ちにしてくれる。
つらくてしんどいことが続くと、ついつい自分のことばかり考えて行動してしまう。時々そんな我が身を振り返らなくちゃ…。
「同事」は娘…ともかく横線が多いwww苦戦していました(汗)力強く書こうとすると、字がつぶれてしまう。おさめようとすると線が痩せてしまう。画数が多くても、一画一画丁寧に。なんとかしたいと、黙々と練習していました!
同事といふは不違なり。
「事を同じくする」とは、違わないということ。
違わないとは、相手と同じ立場に自分も立つということ。
これを表すエピソードがあります。
ある老夫婦が一緒に歩いていると、おじいさんが転んでしまいました。すると、少し後ろを歩いていたおばあさんはなんと一緒に転んでみせたのだそうです。
おじいさんは驚きましたが、おかしくておばあさんの気持ちが嬉しくて、お互いに笑いあったのだそうです。
もし手を差し伸べたり、助け起こしたりすれば、おじいさんは助かるけれど、二人の間に微妙な優位が生まれてしまう。そうではなく、同じように転んで同じ立場になると、二人の立場は全く同じになるということ。
あ〜、深い…。
「空」は息子…息子はソラと読んで書いていたと思います。学校で習った漢字だと、誇らしげに書いていました。とはいえ、書き始めは思うように書けず、みるみる意気消沈(汗)もうやめてしまうかな…って思ったけど、みんなが書いてる姿をみていて、結局やめなかった!!また頑張ろう〜!
空とはクウと読む方ですよね。禅語とか仏教で使われる「色即是空空即是色」の「空」。
私達も私達が見ているもの聞いているもの全てが実体のないもの、本来なにもないのだから、何にもとらわれる必要なんてないってこと。
自分のもの、他人のもの、というふうに執着しても何にも意味はないと。
執着しなくてもいいことが分かれば、人と分かち合うことができるようになるし、生きるのが楽になると。
あ〜、深い、、、
深すぎてwww
だけど、勉強になる。
みんなたくさんの練習、ほんとにお疲れ様でした!!