たしかカブレラが55本打ったシーズンでした。
初めてマリンスタジアムに行ったのは2002年…伊原春樹の西武が優勝を賭けた試合で、その瞬間を観ようと思い、初めて海浜幕張駅に降り立ちました。
この時、すでに谷保さんはマリンスタジアムのマイクを握っていました。2002年はおろか、マリンスタジアム開場時からいたはずです。
その谷保さんが、今年マイクを置く…つまり、引退するとの報を今朝目にしました。
驚きました。そして、無念さを感じました。
マリーンズはついに、谷保さんに本拠地での優勝の瞬間を見せることができませんでした。本拠地で優勝を決め、その瞬間には谷保さんの「千葉ロッテマリーンズ、優勝でございます!」を聞くはずだったのです。私は真剣に、その瞬間をマリンスタジアムで谷保さんとともに迎える日をずっと待っていました。
叶いませんでした。
ただ、やはり2000試合超えのアナウンスは、とんでもない記録です。そして、谷保さんのいないマリンスタジアムを知る人は当然ながらいないわけですので、2024年のマリンスタジアムがどんなことになるのかは全く想像できません。残り数試合ですが、谷保さんの発するアナウンス一つ一つを聴きたいと思います。
夜はエスコンフィールドのマリーンズ戦をテレビで観ました。マリーンズ、ついに連敗を止めましたね。
久々に登板した益田が実に圧巻でした。最終回、見事な三者三振締め!
700試合登板に華を添えました。それにしてもものすごいペースだなあと思ったら、どうやら史上最速の700登板のようです。
岩瀬の1002登板超えも、きっと夢ではありません。これからも鉄腕益田、我らとともに。