秩父にて想う | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 
 先日、秩父に行きました。我が子が「宝登山(ほどさん)に登りたい」というので。なかなか渋い6歳です。
 この駅に着くと思い出すのは、何年か前の小鹿野(おがの)球場でのファーム公式戦です。はるばる観に行きました。当時選手だった黒沢翔太氏が秩父出身なので、セレモニーに駆り出されていました。西武主催なのに。そして帰路のバス停近くで、車で帰る大嶺祐太も見かけました。へー兄弟別々で帰るんだ、とも思いました。
 小鹿野、また行きたいものです。
 
 秩父と言えば、落語家の林家たい平も秩父の人です。『笑点』でお馴染みの人です。
 また林家たい平と言えば、日本香堂のコマーシャルの歌も歌っています。
 
 「せいうん、それは…」の、あれです。そしてなぜか、西武の川越(プロ初ホームランはマリーンズ戦)が登場曲にこれを使っています。川越はほかにもターミネーターのテーマとかエレクトリカルパレードとか使っていてなかなか登場曲がカオスなのですが、やはり「青雲のうた」がメットライフドームに流れるとちょっとウケてしまいます。ちなみに「プロ初がマリーンズ戦」とか、「0-1で負けたけどその一点は川越のホームラン」とか、そういうエピソードはけっこう覚えている私です。かなり粘着質です。
 
 ただ、「せいうん」も、西武の川越だけのものではなくなります。期待しているのが、現在新人合同練習で汗を流しているマリーンズの秋山正雲(せいうん)です。二松學舍出身で、ドラフト4位で指名された秋山です。彼がメットライフドームでバッターボックスに川越を迎えた際にはきっと「せいうんのうた」で背中を押されるのは秋山に違いありません。そんな日が訪れることを今から切に願っております。
 秋山は、ドラフト会議の中継を見ているときに私が「この子、マリーンズ指名してくれないかなー」と願っていたら本当に指名してくれたという稀有な選手です(だいたいそういう選手は他球団へ行ってしまいます。昨年で言えばベイスターズに行ってしまった専大松戸の深沢もそうですし、2015年ドラフトのオコエもそうだったし、実はラオウも)。『熱闘甲子園』で観た秋山は、まさに「これはいい!」と思わせる投手でした。
 とにかく、顔つきがいいのです。高校生離れしているというか…
 そういう選手は、けっこう大成します。オリックス宮城もそうでしたし。
 
 オミクロン株の状況も予断を許さず、今年もファーム観戦は難しいかもしれませんが、秋山のルーキーイヤーに注目したいと思います。
 
 
 なお昨日は、横浜のアンパンマンミュージアムに行ってきました。移築してから数年経ちましたが、ようやく来ることができました。なお我が子も、6歳になってしまいました。さすがに6歳の子どもにとってはもう遅かったかもしれません。本人はかなり楽しんだようですが、周囲のお子さんはもっと若いのです(「若い」というのもなんですけど)。さすがに、もう「卒業」かもしれません。もちろん行きたいと言えばそれはそれでい行ってもいいのかもしれませんが。そんなところで、時の流れの速さを感じてしまいました。歳月、人を待たず。
 とりあえず頑張れ、カープ松山竜平。