気付けば2か月もこのブログを放置していました。最後に書いたのは10月3日で、仙台で二木が打たれてマリーンズが負けた試合について書いたものでした。その二木はその後のソフトバンク戦でも序盤に大量失点してしまい、以来一軍マウンドで我々が目にすることはできなくなってしまいました。書くまでもないことではあるのですけれども、この2か月でいろいろなことがありました。当然、2021年シーズンは終わっています。10月3日時点ではマリーンズが2005年以来の優勝を遂げるかもしれないという状態でした。しかし、それは叶いませんでした。やはり仙台でした。マリーンズはマジック3ではあったのですが残り3戦しかなく、一つも負けられないという状況だったあの試合は終盤に佐々木千隼が小深田に打たれて勝ち越しを許して負けてしまい、オリックスの25年振りの優勝が決まったのでした。
その時私は出張中で、岐阜に向かっていました。スマホで試合経過を追っていましたが特急「しらさぎ」が走る琵琶湖東岸はトンネルが多く、なかなか電波を拾えない区間も多々ありました。
終戦の知らせを知ったのは(代打佐藤都志也が三振に倒れたのを知ったのは)、くしくも関ケ原あたりでした。実に、終戦を迎えるにあたってはこれ以上なく相応しい地でした。心境は石田三成。
その後はオリックスとヤクルトの日本シリーズとなりました(クライマックスシリーズもありましたけれども)。日本シリーズはかなり面白いものでした。ここ数年の日本シリーズは一方的にソフトバンクが巨人軍をやっつけるという展開ばかりだったので観てすらいなかったのですが、今年のそれは全ての試合が「手に汗握る」熱戦だったと思います。結局第6戦で終わりヤクルトが日本一を決めましたが、最後の舞台は神戸でした。よくぞ6戦が行われる神戸まで繋いだと思ったものですし、このシリーズはやはり神戸まで持って来なければならなかったのだとも思いました。
そして今、長いオフとなっております。今から2022年シーズンが待ち遠しいものです。気付けばドラフト会議も終え、戦力外通告も終え、来る人があり、去る人があり…という毎年迎えるオフです。去る人と言えば、やはり南の引退が惜しまれます。引退試合は、実は観ています。対戦打者は髙濱弟で、見事三振に仕留めました。ナイスピッチングでした。
そしてドラフト会議もあり、マリーンズはドラフト1位で市立和歌山の松川虎生捕手を指名しました。恥ずかしながら、松川という選手を全く知りませんでした。今年の夏の甲子園で市立和歌山は県大会の決勝で敗れてしまっていたので、残念ながら全く見ていないのです(ちなみに全国制覇としたのは、その県大会を制した智辯和歌山でした)。それでも、「数年先を見る」いい指名だと思います。
また本日の都市対抗野球ではマリーンズがドラフト5位で指名した八木彬投手が所属する三菱重工Westが登場するようです。この投手については写真だけ見ました。マリーンズでは西野に雰囲気が似ているかもしれません。結果は確認しておこうと思います。
最近では「オミクロン株」というものが登場してコロナウイルスの状況もまたわからなくなってきた一方で、日本国内のコロナウイルス新規感染者は減るとともに制限もどんどん緩和され、通勤電車の車内や週末のショッピングモールや観光地においても人出が増したように思えます。段々以前のような活況を示すかもしれませんし、以前のような状態には戻らず「アフター・コロナ」的な新しい世の中になるのかもしれません。
プロ野球ファンとしては、来年のプロ野球が恙なく行われることを願うものです。
願わくばファームの千葉県開催の復活とロッテ浦和球場の有観客復活も。ちゃっかり付記しておきます。