電車を止めるな!~のろいの6.4km~[2020年日本] | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

私の記憶が確かならば、今日は安倍前総理が「緊急事態宣言」を発出してから1年…ではないかと思います(調べたら、昨日がそうでしたね)。2021年、プロ野球は無事開幕したものの未だにコロナウイルス終息には至らず、先日もヤクルトと巨人でコロナによる選手の登録抹消がありました。そして…昨年のマリーンズと同様にファーム公式戦が何試合か中止になりました。

私が行こうとしていた先週末の戸田でのファーム公式戦も中止になりました。楽しみにしていたのですが、こればかりは仕方がないです。しかし、週末の予定がぽっかりと空いてしまいました。

 

バーターで来たのは、銚子でした。銚子と言えば銚子電気鉄道です。

 

犬吠(いぬぼう)駅でタイ焼きを食べます。わざわざ。

 

なお銚子に来た目的は、映画でした。

 

なんかのパクりのようなタイトルですが、銚子電鉄は映画を作っていました。どんな鉄道会社なのでしょうか。

ちなみにこの映画の存在は、先月知りました。我が子の鉄道ロマンを満たすべく銚子まで来たのですが、我が子がこのポスターを見つけて「観たい!」というので、再訪してしまいました。もしかしたらものすごく「やっすい」映画なのかもしれませんが、その「B級感」も含めて、またなんと言っても銚子電鉄を応援しようという気持ちも持って、楽しんでみようと思いました。

 

劇場は、お寺でした。観音(かんのん)駅から数分のお寺・圓福寺です。

…正直、びっくりしました。ただ外から見たところ、どこで上映されるのかがよくわからなかったので、おそるおそる寺務所を訪ねました。

 

なんと、正解でした。大人1名2000円でした。ちょっとお高いかも…。ただ、これも銚子電鉄を応援する気持ちがあれば「よし!」と思います。うちは大人2人でしたので4000円(我が子のぶんは「無料」と言われたのですがよかったのでしょうか?)。ただコロナに見舞われた直後だったか、銚子電鉄の一日の売り上げはわずか4480円だったと報じられたこともありました。それをほぼカバーしたと思われる本日の拝観料…ではなかったですね、鑑賞料金です。

ただこの映画観賞券にはとんでもない特典がついていました。そこには、一日乗車券が付いていたのです。しかも、有効期限なしという実に太っ腹な乗車券が、です。これはまたいつか乗りに来なければなりません。

 

寺務所で鑑賞券を買った後、お坊さんに案内されて仏殿に入ります。

なんとそこが、上映場所でした。そしてプロジェクターを操作したのは、そのお坊さんでした。

 

我が子と妻と私と…観客3名、つまり「ファミリー貸切状態」で映画は始まります。

 

感想。

思った以上に楽しかったです。楽しんでいる自分にびっくりしてしまいました。やるじゃないか、銚子鉄道!

 

なお寺務所では「社長からのお手紙が入っていますが、映画を観るまでは開けないでくださいね」と、封筒を渡されました。

律儀に開けませんでした。そして帰宅してから、開けました。

 

なんと、銚子電鉄の竹本社長からの実に達筆なお手紙が入っていました。便箋は銚子電鉄のものでした。

冒頭、社長は映画観賞に関しての感謝を述べるのですが、社長曰く…「C級映画」でした。おお、「B」の下を行ったか!

(もうちょっとここで書きたいことはあるのですがお手紙の性質上これ以上は書かないことにしておきます。5年後くらいに書くかもしれません、覚えていれば)

 

ちょっと時を戻します。

 

この日のランチは道の駅季楽里あさひ(旭市)でカレーでした。旭市のお野菜がふんだんに入っているとのことでした。

ん?道の駅?

 

ここで一つだけ懺悔を。

銚子まで、電車ではなく車で行ってしまいました。したがってこの日、我々は銚子電鉄に乗っていないのです。

竹本社長、次こそ乗ります。(いただいた一日乗車券で、ですが)