江戸川区球場 | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 自身、102か所目の球場、江戸川区球場。西葛西へは仕事でよく行くのですが、ここは初めてでした。

 

 ここへ来た理由。

 

「おんなのこやきゅうがみたいんだよぅ」

 

 と、我が子がせがむから。

 

「なぜ?」

 

 と聞くと、

 

「だっておんなのこがすきなんだもん」

 

 と、全くオブラートに包むことなく言う我が子。

 

 というわけで、2013年以来、6年ぶりの女子野球観戦となりました。思えば、かなり空きました。選手も、かなり変わっていました。女子プロ野球が始まったのはおよそ10年前ですが、その黎明期に活躍した選手はあまり残っていません。この日の前日に完封勝利を遂げたレジェンド小西選手と、驚異の打率を誇る三浦伊織選手、そして名ショート厚ケ瀬選手くらいではないでしょうか。

 2019年の女子プロ野球。太田幸司さんが運営の危機を訴えていましたが、まだまだ盛り上がると思います。2013年の相模原に比べてかなりお客さんは増えていたように思えます。毎年試行錯誤の運営ではありますが、新しいことを試みようという姿勢が素晴らしいと思います。今年の関東開催は、なんと秋のみ(ざっくり言えば春は京都、夏は愛知、秋は関東)。これには驚きましたが、それもアリかもしれません。

 

 試合は第一試合はシーソーゲーム。もう見ているだけで楽しいものでした。愛知ディオーネが京都フローラを7-6で下しました。そして・・・「勝利の舞い」は、2013年当時もありましたが今年も健在でした。我が子がいちばん楽しんだポイント、実はここでした(笑)。

 もちろん、スタンドで一緒に踊ります。エース里選手やヒロイン三浦由美子選手らとともに、我が子も踊ります。

 

 第二試合。なんと京都フローラはダブルヘッダーでした。9月末とはいえかなり暑かったこの日の東京。たいへんだったと思います。元オリックスの川口監督、再度ベンチに登場します。

 対するは、埼玉アストライア。昨年は京都の選手だったみなみ選手と古谷選手、実は昨年の京都のオリックス戦でお会いしています。山田久志の始球式に続き、ファーストピッチセレモニーに参加しました。この試合はシェッパーズが打たれたという記憶しかなかったのですが、女子プロ野球のおかげでそれ以外の情報も思い起こすことができました。

 なお、こちらはワンサイドゲームでした・・・。アストライアが序盤から失点を重ね(というかダブルヘッダーにもかかわらずフローラ打撃陣がもの凄かった!)、10-1でフローラの勝利。この日のダブルヘッダーそれぞれリリーフ登板した森若菜選手の力投もすさまじかったです(前日の江戸川の試合でも投げたらしい)。

 なおアストライアの監督の大山さん、私が女子プロ野球を観に行かなかった6年の間に入団し、活躍し、そして引退した選手なのですが、在籍3年間で4割を二度記録するという驚異的な方だったようです。.407で首位打者になった年に引退、通算打率.395という・・・ちょっとわけわかんないです(笑)。この人の現役時代、見てみたかったです。

 

 久々の女子プロ野球、楽しめました。また行きたいと思います。