
「小田急ブックセンター」(旧岩波ブックセンター)の隣にある「神田古書センター」に…かなり久しぶりに行きました。9階建ての古いビルで、数多くの古書店がまさに「玉石混淆」とばかりに集います。
もうどの階のどの書店に行ったことがあるかなんて覚えてすらいないのですが、今回は目的を持って向かいます。
5階。児童書専門店。
先日のふなばしアンデルセン公園、童話館というのがあるのですが、我が子がポプラ社の「汽車のえほん」(最初のバージョン…『きかんしゃトーマス』の原作)を見つけ、ちゃんと読むのです。こんなにちゃんと本に向かう我が子を初めて見ました。
よし、買ってあげよう。
ただ、満足に品揃えしている書店がなかなか見つかりません。私が小学生の時に読んだものはすでに絶版になっており、今は比較的綺麗な装丁の、やや小さなもの。アニメ版であればわりと見つけるのですが、やはり本格的な絵本がいいなと思い、暇を見つけては探していました。
ただ新刊となると、大きな書店でも見つけられません。
よし、では古本屋だ。
かつての私の庭、神田古書店街。
神田古書センターの古いエレベーターを上がって5階につくと、いきなり本。「ここから店ですよ」は、エレベーターのドアから始まっているのでした。
…なかなか、「目的買い」は難しいレイアウト。店のあるがままに本に埋もれて、気に入ったものがあれば「買います!」が正しいのでしょう。
「汽車のえほん」見つけました♪
ただそうなると、全26巻をコンプリートしたくなります。
一方で、我が家の狭さが頭をよぎります…
「図書館で借りよう!」
という結論になりました(笑)。
お店には一円もお金を落としませんでしたが、久しぶりの古書店、実に楽しかったです。