ZOZOマリンスタジアム(35) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 この日のマリンは、日産セレナがお出迎えしてくれました。

「アンケートに答えていただけますとミニカーをプレゼントいたしまーす」

 とのことだったので、アンケートに答えてミニカーをもらいました。

・・・フツー、アンケート回答前に試乗とかさせてもらえないものだろうか。走らないにしても。

 

「ぶーぶー、のるー!」

 

 おかげで、試合が始まってからもしばらくセレナの呪い状態でした。

 

 まぁミニカーもらえたのはよかったです。けっこう思い切った販促費の使い方ですこと。

 

 そしてもう一つ。この日は千葉市消防団がキャンペーンに来ていました。緊急車両好きの子どもはもちろん惹かれます。

 こちらは・・・なんとコスプレをしてかつ試乗までできるというものでした!(「コスプレ」は語弊があるかもしれませんが)

 

 我が息子、運転席に座ってハンドルを回し、満足そのものでした。

 

 ここからは、大人が「うーん・・・」と唸ってしまった話です(笑)。

 

 野球。マリーンズ先発は石川でした。我が息子、ようやくボルシンガーと「いしかわ」の区別が付くようになりました。

 先週の雨のライオンズ戦以来の登板。

 

 この日も、コンディションは最悪でした。

 

 そして前回同様の結果に近いものとなってしまいます。まさかの初回4失点・・・守備に足を引っ張られた部分はあるものの、踏ん張ってほしかった部分もあります。そして石川は2回にも1点失って2回表終了時点で5点ビハインド。

 

 しかしこれぞ天佑か!

 雨が強くなり、中断となります。そして雨足は時間が経過しても弱まる様子なし。

 

 これはもうノーゲームにしちゃおう!

 

 バファローズサイドも諦めつつあったかもしれません。

 マリーンズサイドはノーゲームと決めつけて胸を撫で下ろし、「誰が雨中ヘッスラするかしら」という想像を膨らませて楽しんでいたかもしれません。

 

 中断から30分経過した午後3時でした。

 

 ノーゲームを宣告、と思いきや、審判の数が多い。

 

 まさかの試合再開でした。マウンドやキャンバス上に敷かれた緑のシートが取り除かれ、土が足され、水たまりを強引に埋めての2回裏。

 

 再開後、いきなりでした。

 井上22号! 新パフォーマンスも披露し、お茶の間も楽しめました。

 

 しかし展開が展開。22号が無効になってしまってもノーゲームのほうがいいというムードでしたかね。

 

 しかしめでたく22号成立!

 めでたくなく試合成立・・・

 

 謎の魚のエアギター。

 

 この試合、バファローズの9番打者・若月が5打数5安打の大活躍。打率は2割5分もないのにマリーンズ戦に関しては試合開始前ベースで.340。そしてこの試合でさらに対戦打率を上げたと思われます。まさにマリーンズキラー若月。

 根元俊一から「花咲徳栄魂」を受け継ぐことでしょう。

 

 一方、5番抜擢のルーキー安田。

 

 こちらは4打数無安打。しかも4三振でした。履正社の先輩・T-岡田の前でいいところを見せられませんでした。

 

 試合は「本拠地10連敗」となる敗戦でした・・・。

 

 なおこの日は、福良監督にとって最後の千葉でした。(次期監督と目される西村氏との間にすげーのが入り込んでいますが・・・)

 福良さん、現役時代はイチローの前に背番号「51」を付けた選手でした(イチローとの間に何人かいたと思いますが)。

 

 いつも通りの「メンバー表最終確認」。

 

 そしてバファローズは今季の千葉ラストマッチ。これも毎年の光景ですがT-岡田を筆頭にしてチーム全体で一礼。しかもライトスタンドに向けてもそれをやってくれます。

 このチームとの戦いは、たとえ敗れてもすがすがしいものを感じます。かつてはバファローズ応援団がステージでライブをしてくれたこともあります。

 

 福良監督、お疲れさまでした。