ナゴヤドーム(6) | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 先週末の話(仕事の関係でだいぶ空いてしまいました・・・)。

 実は2日連続でチアドラを観に行っていました。

 

 ただこの日は、ナゴヤドームの粋な計らいに驚きます。試合開始前、突如行われたイベント。

 今年で引退することになったカープ新井に対して労いの花束贈呈。プレゼンターは駒澤大学の後輩、大島でした。ドラゴンズOBでもなく、20年の間「敵チームの野手」であった新井に対しての労い。ああ新井さんは敵地でも愛されていたのか。

 

 ナゴヤドーム。素晴らしい。

 

 それを見届けてから名古屋グルメ。「つけてみそかけてみそ」をかけた串カツ。

 

 アルモンテガン見シート。こう見えて29歳。

 

 ドラゴンズ先発は鈴木翔太。今季初登板。実は「聖隷クリストファー高校出身」という、実にインパクトのある校名くらいしか情報のなかったドラ1投手ですが、カープ打線はわりと手こずりました。

 前日は20歳の藤嶋。この日は23歳の鈴木。ドラゴンズも若い選手が出てくるようになりましたね。

 

 なお、カープの先発も若かった!花巻東出身の高橋樹也21歳。ただドラゴンズ戦は苦い思いもあったでしょう。先月、ドラゴンズ高橋周平に被弾した際、その前に同姓のチームメイト・高橋昂也もやはり高橋周平に打たれており、「高橋が高橋と高橋からホームラン」という何ともわけのわからないことになってしまっていました(笑)。もはや「高」「髙」などの「ハシゴ高」かどうかなんて気にもしていられなくなるくらいの高橋祭り。

 そしてこの日も、あまりよろしくありませんでした・・・。

 

 それにしてもこの日のスタンドも凄かった! もちろん満員御礼。

 

 試合はカープ1点ビハインドの6回でした。

 

 會澤の死球の多さにちょっとした異常性を感じていたら(前日もこの日も死球)・・・

 なんとホームラン! カープ、同点に追いつきます。ちなみに打たれたのは2番手・福谷。福谷の復調も遠いのか?

 

 外国人選手の活躍時に必ず映り込む人。

 

 ベテラン荒木。

 

 そして試合ですが・・・「ビシエドの第二応援歌の『エルタンケ』って何だろう?」と思い、後ろの座席の人が「きっとセカンドネームちゃう?」とか勝手なことを言っていて「ホセ・マヨ・フェルナンデス」の「マヨ」的なものか?と思いつつもルイス・クルーズの「エル・コチット」的なやつではないか?と想像を巡らせていたら・・・

 

 いつの間にかアルモンテが勝ち越しタイムリーを放ち、しかも瞬時に代走・工藤が出るという事態になっていました。気付いたらそこには津軽のハヤブサ。

 

(ちなみに「エルタンケ」とはスペイン語で「ザ・戦車」という意味だそうで、ビシエドの愛称だそうです。そういう意味では「エル・コチット」に近いか)

 「ヨイトマケ」の類ではなかったようです。

 

 そして試合は9回表。ドラゴンズは前日2セーブ目を挙げた「新・守護神」(もしかしたら暫定かもしれないけど)の佐藤優を出します。ところがこの日は二死からピンチを招き(キクマルスズ全部出塁)、なんと満塁。一打逆転のチャンス。

 ところが5番西川、初球外野フライで試合終了。

 

 ドラゴンズ、なんとカープに3タテを食らわす!

 そして・・・今シーズンのカード勝ち越しだそうです。

 

 スタンドには「ドラゴンズ・・・」のアナウンスに続き、

 

「愛っ!」

 

 という叫びが響きます。これ、盛り上がりますね!

 

 中日新聞の遼河はるひさんもニッコリの勝利でした。