七夕。またしてもボルシンガーが快投して、かつもはや「刎頚之友」と言ってもいいのではないかという井上晴哉のホームランも飛び出しての勝利。マリーンズ、単独3位浮上となりました。
短冊の願い、本当に叶ってほしいと切に思います。
単独3位。素晴らしい。
前日負けなかったのが大きかった! 昨日の試合は観られなかったのですがその前の日の延長12回の激戦、振り返りましょう。
球場外周では「ロッテアイス祭」ということでアイスを無料配布していましたが・・・
とても寒い夕刻でしたので人まばら。私も、もらいませんでした。
試合開始には絶対に間に合わないナイター観戦。だいたい「カモメの窓口」あたりで状況を確認しますが、到着時点で0-0なのは珍しい。なお5月2日は・・・この時点で途方にくれました。
しかし「3ウラ」・・・えらく展開の早い試合です。これは早々と終わってしまって「ちょっとしか観られなかったね」となってしまうのではないかと心配しましたが、それは杞憂でした。この試合、ここからがかなり長い・・・帰りは結局終電でした。
このモニターで平沢の2ベースを確認。しかし3ウラ2アウトで9番平沢・・ということはチーム初の出塁の可能性が高いじゃないかということを考えながら座席に向かいます。そしてゲートを入り、ベビーカーを預けた直後、コンコースに人がわさわさ慌てて出てきて急に混雑。
・・・中断でした。
ベビールームに寄ってから座席に着くまでに中断は解除され、試合再開。
超不人気席(笑)。
ただライトスタンドが全席指定となった今、いちばん自由気ままに観られるのはここだと思っています。したがって我が家、今年はわりとここで観ます。席も選びたい放題!
そして着座直後でした。アルシアホームラン・・・
マリーンズ先発涌井。援護に恵まれぬ中で先制を許してしまいます。しかしその後は粘りのピッチング。味方の反撃を待つ形となります。
水を得た魚、第四形態。ただ会場はこの雨にも関わらず花火だったのであまり見向きもされなかったかもしれません。
第五形態。
それにしてもファイターズ先発・マルティネスをマリーンズ全く打てず。
平沢。前述の2ベースが結局この日唯一のヒットになってしまうのではないか・・・と感じてしまい「まさかこれが最初で最後のヒットになってしまうとは!」という文言も頭をよぎります。
ホームランを放ったアルシア。まさかあの一発だけでこの試合を終えてしまうのではないか?
セギノール(えーと、たしか楽天時代)のソロだけで負けた試合を思い出してしまいます。
雨が強まる8回ウラ、この回は井上が相手エラーで出塁。ただ依然として0-1、マリーンズは平沢の1安打のみ。
ここで代打ドミンゲス。ホームランが出て直後にコールド、となったら最高だろうな、と妄想するもドミンゴ見逃し三振。
ところが田村! 見事な同点タイムリーはスタンディングトリプル!
ここがこの試合の最大の盛り上がり所でしたね。8回裏、寸前で同点に追いついたのです。
マリーンズ先発涌井。この日も勝利投手にはなれませんでしたが、9回を投げ切り1失点。見事なピッチングだったと思います。
そして谷保さんは「ただいまより延長戦に入ります」とよどみなくあっさりと言いますが・・・
「谷保さんマジでやる気?」という雨(笑)。リリーフカーで内が登場するものの降りた直後にマウンドではなくベンチに入るという珍しい光景もありました。
再開。谷保さんが「やる」と言えばやらねばならない延長戦。10回は内が凌ぎます。
さらに雨。
ファイターズの名セットアッパー宮西もマウンドの土慣らしをしっかり見つめます。そしてこのマウンドで、プロ野球新記録となる274ホールドを達成します。くしくも、宮西自身が大の苦手としているここマリンでの記録達成。
11回は大谷、見事な三者凡退。
そして12回は南。もはや「12回の男」です。先日の京セラでは二死満塁というピンチで迎えた吉田正尚を見事打ち取ってのドロー。
この南が、実によかったです。先頭の中田翔、三振。ビジョンには「JA共済」のあの声とともにクマ?のマスコットが腕で輪を作ります。実は我が子、それがお気に入りでクマ?と一緒に「輪」を作るのですがたまたま中田の三振の時は見逃してしまい、クマ?とのコラボができなかったことに気づき、泣き出します。
おお。クマ?は三振しないと出てきてくれないし、困ったなぁ。「また今度ね」というしかないか、と思ったら・・・
なんとアルシア、石井一も三振!
我が子の機嫌を直す、見事な3「JA共済」でした!!
引き分けに終わりましたが、南に感謝! という試合でした。
結局試合終了は22時半。観戦された皆様、お疲れ様でした。