鈴木尚広 | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

もしかしたらいきなりではなくあらかじめ考えていたのかもしれないのですが、そのニュースは今朝の「小田急線占い」に残酷な結果を通告されてテンションが下がっている私に衝撃を与えたものです(※「小田急線占い」とは、絶対に座れない時間に小田急線に乗って、前に座っている人がどこで降りてくれて座れるか?でこの日の運勢を占うものです。ちなみに今日は・・・日比谷。最悪でした・・・。左右4人は代々木上原~表参道で降りたのに)。

 

 そう、いきなりの引退に思えました。

 ジャイアンツ・鈴木尚広。

 

 最後のプレーがこの前のCSファーストステージ・ベイスターズ戦での代走に出ての牽制死となってしまうとは!

 

 

 「足のスペシャリスト」にとってはなんとも皮肉。このプレーで引退を決めたわけではないかと思いますが、ついこの前の代走はジャイアンツにとっての好機において「走るぞ~走るぞ~」と、もうその一塁塁上での存在感だけで試合に緊張感を与えたものです。ベイスターズファンにとっては心臓がばくばくだったでしょう。結果は、ベイスターズのセットアッパー田中健二朗が絶妙な牽制球を投じて鈴木尚を刺すという、誰も予想すらしていなかったであろうものでした。

「まさか尚広が刺されるとは!!」

 

 一塁に立っただけでこれだけムードを作れる選手がどれほどいることでしょう。

 

 そして、こうも言えます。

 

 一つの牽制死でこれだけのインパクトをスタジアムに与えられる選手がどれほどいることでしょう。

 

 その選手の突然の引退です。いやはや、驚きました。私の中では、とても記憶に残る選手となりました。