○150918 秋のスクイズ祭り | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

(9月18日:ヤフオクドーム)
○マリーンズ
010 102 000=4
●ホークス
003 000 000=3
【勝】チェン(4勝4敗0S)
【敗】攝津(10勝6敗0S)
【S】西野(1勝2敗33S)
球審:敷田!(笑)
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(M)大嶺祐-チェン-益田-松永-内-西野=田村
(H)攝津-飯田-柳瀬=細川
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マリーンズ:61勝65敗1分(4位)
対ホークス:8勝12敗0分

【あらすじ】
鈴木のタイムリーで先制したマリーンズでしたが大嶺祐が無死満塁のピンチで抱えたランナーを押し出し四球、犠牲フライ、内野ゴロで全て還してしまいます。しかしマリーンズはその後ホークス細川の悪送球で1点差に迫ると、6回表には田村の一塁線を走らせる芸術的なスクイズで同点に追い付き、続く荻野貴。二死にも関わらずスクイズ敢行し、バントヒットとして逆転。その僅差を益田、松永、内、西野の継投で守りマリーンズ勝利。

◆◇◆

深夜の国会中継に見入ってしまったため書くのが遅くなりましたが、3位ライオンズとの差を更に縮めたマリーンズ。6回のスクイズ重ねは見事でした。2者連続のスクイズを見たのは初めてかもしれません。しかも荻野貴司のは二死から。自分が生きねばただの自殺というバント、内野の守備位置から判断し、サインでなく己の判断で決めたのですから驚きです。
スクイズには「虚を突く」魅力があります。勿論やり過ぎれば「虚」が「虚」でなくなり、警戒網にかかるわけです。まさかホークスも優勝の美酒が残っていたわけではないとは思いますが、チャンピオンの虚を突いたわけですから、これはなんとも気持ちのいいものです。

そんな野球が見たかった、と「ずっとあなたが好きだった」風に言ってみます。

涙のキッス、もう一度。


今日もホークスを「むーーーーーーーー」と言わせましょう。(今日の試合は仕事で全く観られないけれど)