意外かもしれませんが、
初めて降り立つ、利府の地でありました。仙台は毎年行っているのですがなかなかこれまでタイミングが合わなかったのです。
そして今回も実は一軍マリーンズ3連戦の次の日の14日を予定していたのですが、グラウンド状態不良につき中止。
…ただ、これは読んでいました。あらかじめ宿泊を伸ばし、予備日の16日観戦を計画。これが見事にヒットしました。
初めての、利府球場!
両翼98メートル。意外と大きな球場です。
しかしながら高いフェンスです。選手の写真を撮る際には少し邪魔になります。ただそうは言っても危険防止のために施されるのがフェンスであります。熊谷さくら球場のそれはかなり低いので写真は非常に撮りやすいのですが、到来するファウルボールはなかなかの恐怖でした。
フェンスの高低、良し悪しもあります。
ファームに落ちたばかりの大松尚逸。一軍最後のゲームがくしくもkoboスタでのイーグルス戦だったため、大阪へ行くことなく仙台へ「居残り」となる、少し酷な降格でもありました。
打撃投手を務める青山道雄二軍監督。ジャイアンツのような球団であればファームにも打撃投手がいるのですが、たいがいはコーチが務めます。かつての別府羽室台高校のエース・大塚明も登板することがあります。
チャッド・ハフマン。相当アピールしないと、いろいろ大変なことになりそうな気がしています。まだまだ体現し足りない「ジャパニーズ・ドリーム」。
なんでこの選手は下に落ちるとチャラさ倍増となるのか・・・弟。
(ちなみにこの日の一軍は兄が登板。結果は末尾に記します)
楽天イーグルス利府球場、開場時間は11時でした。開場15分後、イーグルスファームではよく行われるイベント「トークショー」が開催されます。
今年のルーキー2人。左はkoboスタでの登場曲がマリンでの清田育宏のそれと同じため「きよたー!」と叫ばれる福田将儀(習志野高校出身)。そして右が久々に現れた本格サブマリン・加藤正志。最近こそスワローズ山中浩史などが活躍していますが今や希少種のサブマリン。敵チームながらその活躍を期待しているものです。
・・・フツーの若者でした。
フツーにペットボトル飲料を売店で買う内田靖人。「きっと練習などで急いでいるだろうから」という配慮でファンの人は順番を譲っていました。
・・・かつてのロッテ浦和球場のトイレで清田に順番を譲らなかった己の心の狭さが恨めしかったです。喉の渇きと尿意は、圧倒的に後者が強いと言えるでしょう、と正当化してみるものの、空し。
球場裏手の大階段(以前訪れたブロガー☆さんのレポで予習していたためその存在は知っていました)。ただしなんせ妊婦との旅。タクシーで来るとこちら側でない入口につけてくれるのでこの階段は回避できました。
【※利府駅からのミヤコーバス「しらかし台なんちゃら」行きに乗って「利府高校前」(=昨年の甲子園代表校!)で降りると、楽なほうの入口から入れます=ただしバス本数に注意を払う必要があります=】
定刻13:00、プレイボール。マリーンズ先発、南昌輝。イーグルス先発、森雄大。
これでもかと大松。
その大松、大して活躍しません。残念・・・
しかし3-1でマリーンズ勝利。森雄大の暴投で先制したマリーンズ、6回に4連打(多分)で2点追加。のちに一軍への昇格を果たした高濱のタイムリーもありました。投手では南は6回無失点、その後矢地、伊藤と繋ぎ、最後は内ではなく松永。
・・・うーん、松永は不安でした。いきなり乱れてアウト1つ取る前に失点してしまいました。復活はまだまだ先なのか。
◇◆◇
帰りの利府駅。みどりの窓口で一気に新宿までの切符を買って帰路に着きます。そして新幹線の中で一軍の京セラドームの試合をタブレットで観るのを楽しみにしていたのですが・・・
上記写真、注目すると分かります。
・・・まさか自動販売機に封印を解かれるとは。しかもご丁寧に「大嶺祐6勝目」まで教えてくれちゃいます。
夏季休暇の締めとして選んだのが利府でしたが、とにかく来られたことに満足しました。やはりファーム観戦もいいものです。
(今年やたら楽天ファームのホームゲームを観ていることに今気づきました。弘前、大館、南相馬、そしてここ利府・・・)
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