今年オープンの、仙台最大級の水族館へ行ってきました。その名も、「仙台うみの杜水族館」。お盆休みでもあったので、かなりの人出でした。
ちなみに水族館、18年前にサンシャインのそれに行って以来。
いきなり圧倒されます。入館直後、下から見上げる水槽。
そして大水槽。かなりの種類のお魚たちが泳いでいます。
エイ、エイ、オーからのオイ、オイ、エイ!
アジの魚群!
(この時点で食べることばかり考えていたギャラリーはいっぱいいたことでしょう)
サメ!
動くエビをはじめて見たかも。
よく知らない魚。すでに「知らない魚」を多数見ています。
動くタカアシガニ(「動く」はもう当たり前か…)。
(動いてはくれませんでしたが)生きているバフンウニ。ただ触覚らしきものがトゲトゲの中に2本あり、しきりに動いていました。
知らない魚またまた。なかなか見ることのないアングルだったので撮ったのでしょう。
◇◆◇
最近の若者は、サケは切り身で泳いでいると思っている人も多いそうです。私の職場は少しだけ「魚の知識」が必要なところなのですが、若者はアジとイワシの違いも知りません。ゼイゴもデイゴも知りません。ちなみにデイゴは植物…。
ここではスーパーや食卓でもお馴染みの魚も泳ぎます。(ただし松方弘樹がテンションMAXになるマグロだけはなぜかいませんでした。)
まずこちらが、ブリ。
イワシ。
へー、と思いつつも、我が子にはしっかり生きた魚を知ってもらおうと思いました。また、ここには来たいと思いま…
と思いきやデカいのが!何だキミは!
2メートルはあろうか、マンボウ。マンボウは鳥羽で見たことがありますが(たしか天寿をまっとうしたとか)、まさか仙台でマンボウを見ることができるとは思いませんでした。
なぜか千代丸の大漁旗。なぜだ!?
なぜこうなるかわからん、アナゴたち。
タツノオトシゴ。
シャコエビ。エビは足以上に、ヒレを俊敏に動かします(エビフライやるときにブチブチブチってもいじゃうアレです)。
(撮影が難しかったので撮れなかったのですが)「サブロウ」(笑)。ほぼ海底にじっと佇んでいました。
しかしまぁものすごいボリューム。
実はまだ、半分です。さすがに疲れたので2階に上がる前にお昼。
フカヒレミルクカレー。
ソフトクリーム。
さて、午後の部です。
アシカショーの会場は満席。ここは今回断念。2階の「世界のうみ」のコーナーに参ります。
…いやぁ、世界は広かった。
癒しのフェアリーペンギン。お子様が「ペンギンさーん!」と、「井口さーん!」ばりに叫んで呼んでいました。
ペンギン。
またしてもペンギン。翼を見る限り、「どう考えても飛べないな…」と納得しました。
美しき世界。ディズニー映画の「リトル・マーメイド」さながらでした。
なんともグロテスクなウツボ(ユアエルム八千代台でも見た!)。周囲の子供たちはなんの遠慮もなく「きもーい」と連呼していました。…彼(もしくは彼女)は一生この見てくれで生きねばならんのですが。
アザラシだったか…近くで見ると「おお、哺乳類!」と、同族に会った気分になります。
しかし今度は爬虫類、「おお、脊椎動物!」と、同族に会った気分になりま…せんわなさすがに。ワニはもう置物のごとく動きませんでした。しかしこれはワニの戦略、安心して近寄ろうものならば、瞬時にワニの餌食になるのでしょう。
その卵が有名なチョウザメ。食通の胃に収まることなく成長を遂げたのはある意味では奇跡です。
ロブスター。
まじまじとその顔を見ることができます。故・円谷氏もきっとこんな体験をしているのでは。
うーん、なんだっけなあ。えらく長い魚というだけで撮ったのだろうか。
ワニの隣の水槽にいたアリゲーターなんとかという魚。ああ、本当に知らない魚の多いこと。
へんな髭を持っていたので撮ってみた魚。
イロワケイルカという、ネーミングセンスに一考の余地があるイルカ。バスケットボールを器用に操ります。
でかい亀。亀の甲羅というものはパカッと外せるのではないかと勝手に考えてしまうものですが、甲羅は皮膚の一部が固くなっているものであってとてもじゃないけど外せないものであることを今さらながら知ります。
ヒト。あ、これはスタッフの方でした。
初めて見るチンアナゴ。どうしてこんな生きざまなのかが不思議でしかたがありません。ただ、かわいいです。
クラゲもいます。
これは本当にキレイでした。
イソギンチャク。生きています。
そしてイソギンチャクとコラボせねばならないのがカクレクマノミ。「ファインディング・ニモ」です。
初めて見る、生きたヒトデ。
外に出たらペンギンたち。仙台の夏もわりと暑いので、けっこう辛いのではないかと。
ペンギン連投。
あ、むちゃくちゃ元気ですね。
アシカ?
水族館に来たのに、ついにアシカとアザラシの違いを学習せずに終わってしまいました…
最後にビーバー。
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かなり楽しかったので、ありったけの写真を載せてしまいました。けっこう、長居できます。ここの特徴としては、魚類に限らず水に棲むものであれば哺乳類、爬虫類、両生類、鳥類といった脊椎動物から軟体動物、甲殻類、さらには虫まで展示しちゃうところです。
圧倒的なバリエーション、それが、仙台うみの杜水族館。
コボスタ遠征の際には、また来たい水族館です。