明治神宮野球場(20) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

何かがない。
何かを忘れている。



そうだ、観戦記を書くのを忘れていました(笑)。実は先日の振替試合を観ています。


但し到着したのは19時過ぎでした。仕事は定時できっぱりと上がろうといつも思っていて、大抵は実践できてはいるのですがこの日に限って17時58分に仕事が入ってしまい、出遅れました…。


しかしそれでもまともな時間から観戦できる神宮は素晴らしいです。


いきなりのデニングがん見シートでした。先日のグランドスラムはやはりかなりのインパクトがあります。守備がいかんせん絶句ものらしいですがバレンティンもさほど変わらんでしょう。セ・リーグは指名打者制度がないので「守備に目をつぶっても使いたい打者」はレフトを守ることが多いようです。


着いた時点では負けていました。しかし以下、私が着いてからの話です。
「オレ、神懸かってない!?」と勘違いするほどの内容でした(笑)。神懸かっていたら17時58分に電話なんか来ませんわな。

「9番、涌井に代わりまして…」
いきなり代えられてしまったので、先発の涌井はほぼ観られませんでした。ただ5回表の一死無走者、ランナーがいれば有り得る交代であるとは思うのですが、この仕掛けた勝負の早さに驚きました。

 
結果にはもっと驚きました。代打サブロー、ここでなんと放り込みます。

 
さらに直後に同点に追い付き…

 
井口! 見事な勝ち越し三塁打!
レフトスタンドからは見えなかったのですが、センター上田にとってはかなり悔しい「きっと取れた」打球でした。事実、相当悔しそうでした。

 
たまたま見た伊東四朗。

 たまたま見た、ものすごい立ち方をしている人。


さらに9回表でした。

 
ビハインドにも関わらずスワローズは、防御率0.00の守護神・バーネットを投入。今年のバーネットはまぁ人間離れしているというか永井豪ワールドというか、見事な男性ホルモンの発揚とでも言いましょうか…尾崎紀世彦が1970年代フォークシンガーに扮したかのような。
マリーンズ、そのバーネットに初めて自責点を付けます。見事な追加点は西野が迎えるはずであったセーブシチュエーションをどっかにやってしまいます( ̄□ ̄;)!! こういった展開で西野がセーブを逃すパターンは今年何度か観ています。





いずれにしても、見事な勝ちでした。交流戦勝ち越しとマリーンズのリーグ成績5割復帰を遂げるものでした。
なお勝ち越しを許したオンドルセクは今季(というか「来日」)初黒星だったそうで…バーネットもオンドルセクも「世界のロッテ」が「世界呪って」に聞こえたことでしょう…

「ハタケ、「ノロッテ」って何だい!?」
きっと畠山が西洋呪術の観点から正しい回答をしてくれたと思います(んなわけあるかい)。和洋に通ずるというご両親の想いもその名にはあったでしょう、畠山和洋。

◇◆◇


しかし何と言ってもこの試合で最も祝すべきは、福浦2000試合出場でしょう。安打製造機は、代打で登場。結果は外野フライでしたが、未だにチームのために働ける姿を見せてくれました。

 
もちろん次なる目標は2000本安打です。
その暁には、ボールに「インカビリア」と書いてもらって下さい。

ニセモノなんか興味はないの…とは言うもののレフトスタンドのなんちゃって福浦に沸いた6月15日の話でした。


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