
プライベートでは初めて来る東京ビッグサイトでした。なお着いたのは朝9時。
消防車と藤原紀香というちょっと考えられない取り合わせの東京ビッグサイト。展示場を通過して、屋外駐車場に出ます。
この日見に来たのは、出初式。お正月恒例のイベントでもあります。
・・・・・・思ったよりも大規模で驚きました。朝9時の時点で、観覧席はほぼ満席!!

総勢2,700人の消防関係の人が集ったそうです(もちろん写真はそのごく一部)。開式の後国旗掲揚、そしてお偉いさんの訓辞がいくらか続いたのち、部隊検閲。

生紀香のあとは生舛添でした。この日来賓(?)として来ていた東京都知事らによる部隊検閲。

もっとわからん有賀さん。セーラー服以外のお姿、久々に見ました。
なおその間だったでしょうか。放送では公式ツイッターやら公式フェイスブックやらも紹介されます。
「ぜひ『いいね!』してみてください」
・・・

律儀にやっておきました。厳粛なのか緩いのかよくわかりません。

ああ、人生でいっぺんにこれだけの救急車を見たことはありません。

そして(これは知りませんでした!)バイクもあるのです。狭いところで救助活動に当たるべく、その機動力を発揮するそうです。
恐るべし、東京消防庁。
◇◆◇
なんとメインという位置づけを勝手にしていた古来のはしご乗り演技を迎える前に圧倒されてしまいました。
やはりこれを見ないと、お正月ではありません。
ちなみに知り合いでもない隣のおじさんが勝手に語ってくれたのですが、昨年は一人落っこちたそうです。ただ・・・即座に救急車が来たそうです(笑)。そりゃそうだ。
江戸時代。江戸の町は3年に一度のペースで大火に見舞われたそうです。このアクロバティックなはしご演技ですが二階建ての町家が密集していた江戸においては8メートルもあれば軒の上に登って出火地点が十分把握できたそうです。さらに当時の消防は「消火」というよりむしろ「破壊」。延焼を防ぐべく出火地点の周りの家を刺股(さすまた)で・・・壊しまくるそうです。この時代にマイホームを持っていたら、間違いなく泣きます。ただそれでも超過密地帯であった江戸の町人エリアで大火を防ぐのは至難の業らしく、芝あたりの火事が浅草までやってきたりしたそうです。おお、恐ろしい・・・
(消防の歴史についてはホームページ「消防防災博物館」に詳しく書かれています=実はちょっと予習しました)
ただ私の「正月らしいお正月」たる出初式・・・ここからさらに凄いものを見せられます。

小学校の避難訓練のレベルではない消火演習が行われます。むちゃくちゃ、燃えているのです。
こんなの、「西部警察」くらいでしか見たことがありません。

さらにアメリカのTVシリーズ「エアー・ウルフ」さながらのヘリ登場!

上空から、逃げ場を失った人を救います。もちろん、初めて見る光景です。
ただ笑ってばかりもいられません。実際に起こりうる災禍、それに対して迅速に対処し、人命を救うべく活躍する消防の方々・・・そんな彼らの日々の訓練の成果を見たわけですが、社会にはこのようなお仕事を担う人がいるからこそ市民は安心して生活できるのです。
改めて、敬意を表したい思いであります。

そしてフィナーレ! 間違ってもこんな用途はないであろうはしご車ではありますがこれほどの台数のはしご車を一斉に見る機会もなかなかありません。壮観であります。
とにかく、もの凄いイベントでした。日本の消防、凄い!














