先日の仙台遠征は夜行バスを使ったものですから、到着は午前6時。朝から恐ろしく暇でした。koboスタのマリーンズ戦は12時開場なので、その間の時間つぶしを考えていたら・・・
やっぱり野球場に来ていました(笑)。この時点で、朝8時・・・・・・
どこの球場でもスタンドへの入口となるゲートは、神妙な気分にさせられます。ああこれからここで野球が始まるんだ、と。
とても綺麗な球場でした。それもそのはず、開場は2007年。宮城県のアマチュア野球は県営宮城球場、つまり現在のkoboスタ宮城で行われていたのですが2005年に東北楽天ゴールデンイーグルスがプロ野球に新規参入し、県営宮城を本拠地にしました。そこで、主にアマチュア野球を行える球場をもう一つ作った、というのがこの球場誕生の経緯だそうです。いわば、楽天球団招致の副産物と言えるかもしれません。
・・・しかし仙台、朝からとても暑かったです。
第一試合。
東北学院高校。大学は聞いたことがありますが高校もあったとは知りませんでした。なおこの中学併設の東北学院高校、仙台市民球場の目と鼻の先にあります。ちょっと驚きました。
一方こちらが仙台第一高校。仙台ではトップクラスの進学校(しかも公立!)らしいのです。そして伝統校でもあります。実は試合開始前にボロボロに破れた黒服を纏った髭面の男性が「仙台壱」と書いた鞄を持って入ってきたのですが、これがこの学校の応援団の伝統らしいのです。髭面・・・・・・高校生だったのね。。。(アンソニー・カーター真っ青の髭でした)
なお主なOB、吉野作造!! って、大正デモクラシーの時の人じゃないですか!!
ただ試合に関して言えば「多分ワンサイドだろうな・・・」と思ってしまいます。したがって「5回コールド」も想定しての観戦、試合を終えてから宮城野原に向かえばいいかな、というプランを立てておりました。(※ちなみにこの球場は仙石線で宮城野原の3つ先にある小鶴新田という駅の近くにあります)
先入観はよくありません。仙台一高、けっこう頑張ります。5回まで1-1の同点、コールドなんてとんでもない、僅差で争おうとする試合となりました。
6回表に東北学院が2点取ってリードをした7回、本数の少ない仙石線を逃すわけにもいかなかったのでここで退席してしまいました。もうちょっと見たい試合でした。
試合は結局5-1で、東北学院の勝利だったそうです。
やはり高校野球、素晴らしいですね! スタンドと選手が一丸となって戦うさまは見る者の心を揺らすものがあります。それが何か、というのがなかなか説明できないものなのですが、やはりひとつの目的に向かって何かが心まとめて動こうとする時、「おおっ!」となるのかもしれません。
◆◇◆
ちなみに第二試合、第三試合は・・・全国的にも有名な2校が登場したのです。これは見たかった!と言ってもメインはプロ野球だったので泣く泣く断念。佐藤由規、ダルビッシュ有、高井雄平などといった選手がここ宮城から出ているわけです。
【後日談】
・・・実はその仙台育英が、負けます。相手は、何とこのレポに登場した東北学院!東北学院にとっては前年代表を破る大金星となりました。ベスト8です!
全国的に有名な東北高校とは決勝まで当たらないようです。もしかしたら・・・はあるか!?
にほんブログ村 お気に召されましたらクリックお願いします(執筆の励みになります♪)