湾岸シリーズも第3戦。しかしながらマリーンズはここまでベイスターズ相手に2敗。ホームで勝てませんでした。であれば横浜で2つ取るべし。
ベイスターズ話題の新外国人、ユリエスキ・グリエル選手。
…なんと、4番でした。
筒香嘉智選手、梶谷隆幸選手がともにベンチスタートというのが意外でした。
試合前は両球団のレジェンド対決。
マリーンズからは立川隆史氏。
ベイスターズは駒田徳広氏。
…結局何の対決か分からずじまいでした。というか駒田氏、DeNAユニはさすがに違和感たっぷりです。
それにしてもハマスタの新スコアボード、情報が多すぎ…マジで私は肝心要の「BSO」を探してしまったぞ。
【マリーンズ・スタメン】
(中)荻野貴司
(二)鈴木大地
(一)井口資仁
(三)今江敏晃
(右)角中勝也
(指)クレイグ・ブラゼル
(左)チャッド・ハフマン
(捕)吉田裕太
(遊)ルイス・クルーズ
…先発、大嶺祐太投手。
「やあやあどうもどうも」
【ベイスターズ・スタメン】
(中)松本啓二朗
(遊)山崎憲晴
(二)石川雄洋
(三)ユリエスキ・グリエル
(一)アーロム・バルディリス
(右)多村仁志
(左)下園辰哉
(指)井手正太郎
(捕)黒羽根利規
…先発、久保康友投手。
大嶺投手、今季初登板!
この日は非常に球数も少なく快調なピッチング。ピンチを招くも二度の併殺で凌ぎます。やはり相性のいい横浜か。
あのグリエル選手も仕留めます。
…しかし、意外なところでまぁ。5回二死から下園選手を歩かせた直後でした。
まさかの井手選手、先制2ラン!中畑清監督の抜擢が的中したということか。うーん、大嶺投手にとってはちょっともったいない結果。
ベイスターズ先発はなんと元マリーンズの久保投手。ハマスタでの防御率は1.80ということで、5回まではまさにその通り(いやそれ以上)のピッチング。
しかし試合というものは動いたら派手に動くものです。まさに井手選手のホームラン直後、マリーンズにチャンス到来。
角中選手、レフト線に鮮やかタイムリー!まずは1点。
…ところがこの回、もう2点とってしまいまして、逆転。ブラゼル選手の打席でバッテリーエラー、そしてここはスタンドからはわけわからなかったのですが、黒羽根捕手がボールを逸らしている間に今江選手が生還して同点。ここでもうグラウンドからは目を切って歓喜の時間となるのですが…
その間にもう1点(笑)びっくりしました。
さらに6回はルーキー萬谷康平選手を攻めての井口選手タイムリーで2点差。いよいよ大嶺投手の今季初勝利が近づきます。
…しかし7回に走者を出したところで交代。83球、ちょっと早かったような気がします。
出てきたのは益田直也投手。先日のエルドレッド弾直後なだけに心配でしたが、何とか抑えてこの回はゼロ。あとは継投か。
うーむ。やっぱり疲れますよね。
カルロス・ロサ投手。
古谷拓哉投手。
それぞれ代打梶谷選手と石川選手にタイムリーを浴びてついに…同点に追い付かれてしまいます。連日仕事しているわけですから、攻められません。ただもう少し、先発を引っ張れるだけ引っ張ることを考えないとちょっと気の毒ではないかとも感じたヒトコマでした。
ただ上野選手、素晴らしかった!古谷投手がアウト一つも取れずに招いた二死満塁のピンチで迎える強打者は多村選手…見事三振!
9回はまたまたベイスターズのミスに助けられてのマリーンズ勝ち越し。こちらはホルへ・ソーサ選手が気の毒でした。ただチャンスメークのクルーズ選手、大地選手が見事ヒットを打ったからこその勝ち越しでもあります。
最後は久々セーブシチュエーション。
西野勇士投手、これまた久々の「奪三振率2/3」の快投!
勝った!久々のビジターの勝利、格別!!
(直後にビジター観戦自体も久々だったことに気づきました)
決勝点がエラーによるものなので果たしてヒーローインタビューは誰なんだろうかとは思いましたが、やはりこの男!!
勝利を呼ぶ「投球回数1/3」、あの三振はもちろん勝利投手にふさわしいものでした!
珍しく、かなり長いものでした。残念ながら聞きとれなかったのですが、表情から察するにこれまでの思いの丈を述べてくれたのではないかと想像します。
力強い言葉だったと思います。
素晴らしかった、上野大樹!!
(6月17日・横浜スタジアム)
○マリーンズ
000003102=6
●ベイスターズ
000020020=4
【勝】上野(1勝0敗0S)
【敗】ソーサ(0勝3敗3S)
【S】西野(0勝1敗14S)
【本塁打】
(D)井手正太郎2号②
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