(中)荒波翔
(二)石川雄洋
(右)梶谷隆幸
(一)トニ・ブランコ
(左)筒香嘉智
(三)アーロム・バルディリス
(遊)山崎憲晴
(捕)黒羽根利規
(投)三浦大輔
【ライオンズ・スタメン】
(中)秋山翔吾
(右)木村文紀
(左)栗山巧
(三)中村剛也
(一)エルネスト・メヒア
(二)浅村栄斗
(遊)渡辺直人
(捕)炭谷銀仁朗
(投)牧田和久
…「番長」三浦コーチ兼任投手の復帰初戦でしたが、木村選手のソロで取った虎の子の1点を投手陣で守りきってライオンズ、勝利。
しかし交流戦折り返しに当たるこの試合の後…。
◇◆◇
やりっ放しの人でもないでしょうし、問題から逃げるような人でもないでしょう。そんな伊原春樹監督が「無期限休養」という形で身を引いたというのは、余程の事ではないかと思います。たしかにライオンズ、あまりにも結果を出せていないここまでの戦い方です。ただ、どうでしょう。あまりにも早くないでしょうか。
たしかに伊原氏は新人監督ではありませんし、就任前のチームが飛び抜けて弱かったわけではありません。そこで「なぜ伊原氏に白羽の矢が立ったか」を思い出してみるのですが、それはやはり【遠ざかる優勝】。黄金時代を知ったチームにとっては我慢ならないくらいの「5年」だったのか。
そうであれば、「伊原イズム浸透」に向けて与えるべき時間は、もっとなければならないはずです。あまりにもこれまでのチームのあり方とは違う考えだったのですから。
マリーンズファンにもライオンズファンにも人気がなく、ひいては多くの野球ファンにもあまり受け入れられていないかもしれない伊原氏ですが、私は実は支持していました。
しかも、強く。
当たり前の事をこれほど大切にする人はいないでしょう。放任にもそのよさはありますが、そこで人は「楽(らく)」を覚えます。こういう時代だからこそ請われた伊原春樹だったはずです。そもそも目先の優勝だけを欲しての「伊原招聘」だったとし(て、空気はしっかり読む伊原氏が責任を感じて自ら身を引いたとし)たら、ちょっと残念です。
随所で見た、足を使ったあの野球は見事で、優勝なんてものよりも高次元の野球のエッセンスを見せてもらった思いです。

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