お休みの25日、久々にロッテ浦和球場に行く予定でしたが起きたら12時・・・さすがに断念しました。イースタン楽天戦、結果だけ確認しました。
7-8!?
負けました。しかも「野球でもっとも面白いのは8-7」というこのスコアで。展開も逆転、同点、勝ち越され、という二転三転のスコアのようです。なおこの名言を発したのはかつてのアメリカ大統領フランクリン・ルーズヴェルトだったそうです。まさにルーズヴェルト・ゲーム。
中後悠平投手、甦ってほしいものです。
◇◆◇
札幌、圧巻の完投勝利でした!
【マリーンズ・スタメン】
(中)伊志嶺
(二)鈴木
(一)井口
(左)大松
(右)角中
(三)クルーズ
(指)サブロー
(捕)里崎
(三)三木
【ファイターズ・スタメン】
(遊)大引
(二)西川
(中)陽
(左)中田
(指)ミランダ
(三)小谷野
(右)石川慎
(捕)大野
(一)金子
ファイターズ先発は「うわさの」上沢直之投手でした。ここまで3勝、千葉・専大松戸出身の3年目にとってはブレイクの年となりつつあります。
その上沢投手に千葉の怖さを教えてくれたのは、石川出身の大松尚逸選手でした。先制の2点ホームラン。甘いカーブをしばきます。さらに2回にはサブロー選手、今季1号ソロ。いい形でマリーンズが主導権を握ります。
そろそろ繋ぐ野球が見たいなぁと思ったら5回は井口資仁選手、大松尚逸選手が連続タイムリーで2点加点。上沢投手もいい投手ですが、この日ばかりは本調子ではなかったか。しかしやはり大松選手の3打点はお見事でした。
この日のマリーンズ攻撃陣は、機能します。8回は二死からでしたが代打・井上晴哉選手が久々に活躍。いい時に見られた逆方向の打球、これが二者を還すタイムリー。さらに伊志嶺翔大選手、こちらも今季1号となる2ランホームラン!
広い札幌で3本もホームランなんて、素敵です。
成瀬善久投手、この日は本当に見事でした。初回から8回まで巧みな投球で点を許さず、9回のマウンドへ向かいます。今季、誰も成し遂げていない完封勝利に向けて。
結末は不思議でした。この回の先頭打者・西川遥輝選手を打ち取った後、陽岱鋼選手、中田翔選手に連打を許しての一死一・三塁。ホアン・ミランダ選手の打球は外野に運ばれ、この時点で完封はなくなるのは確実視されます。
しかし一塁走者の中田選手、タッチアップ態勢も取らずに二塁を超えて回っていました。一塁返球であっけなくゲームセット。
ん?三塁走者はどうした!?
きっとタッチアップしたと思われますが中継では全く映像なし。そしてこのケースで中田選手がフォースアウトを食らった場合には三塁走者・陽選手の生還は認められるのだろうか?
完投勝利となった成瀬投手、「完封勝利」になるかならないかでマウンド上の輪はやや騒然とします。私の記憶ではホームインのタイミングの早い遅いが得点の成否にかかわるのではと考えるのですが(つまり一塁返球で中田選手がアウトになったのが陽選手のホームインより後ならば得点が認められる、と)。
結果、9-1でした。そりゃ、そうですよね。「勝ったからどっちでもいいじゃん♪」のノリでナインとタッチしまくるルイス・クルーズ選手がかわいかったです。
惜しくも完封は寸前で逃してしまいましたが、見事な完投勝利はルーキー石川歩投手に続いて今季2人目。成瀬投手はきっと「完封」に思いを馳せていたでしょうから、やや悔しい最後だったかもしれません。
それでも価値のある完投。肉体的にもきっとしんどいはずのビジター2カードの初戦で、リリーフ投手を休ませることができました。
ナイスゲームでした!

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