さすがに埼玉方面の仕事だと、帰宅してから録画観戦すると試合終了時には日付が変わってしまいます。
それにしても、素晴らしい試合でした!
【マリーンズ・スタメン】
(中)加藤
(二)鈴木
(一)井口
(三)今江
(左)角中
(指)大松
(右)清田
(捕)里崎
(遊)クルーズ
大松尚逸選手の6番スタメンに仰天します。そして先発は、昨年の「ノーヒットノーラン未遂」(ずっと言われるだろうな・・・私も言っちゃっているけど)が記憶に新しい古谷拓哉投手です。
【バファローズ・スタメン】
(三)ヘルマン
(二)平野
(右)糸井
(指)ペーニャ
(指)谷
(中)坂口
(捕)伊藤
(一)ベタンコート
(遊)安達
目下7連勝中のバファローズ。いい加減止めたいマリーンズです。そのバファローズの先発は岸田護投手。ちょっと古い話ですがスカイマークスタジアムでの呉偲佑初先発かなんかの試合だったか、マリーンズが逆転を食らって呉のプロ初勝利が流れた試合・・・ベンチで喜んだ勝ち投手(※すでに降板していて負け投手寸前だった)のは、ほかならぬ岸田だったと記憶しています。なお呉ですが、結局NPBでは1勝もできずに終わってしまいました。
その岸田投手、久々に先発に復帰したシーズンです。
とにかく縦に滑るスライダーが素晴らしく、マリーンズ打線は分かっていてもこれを空振りしてしまうシーンが多く見られたのですが・・・捉えて久々のホームランを放って貴重な先制点を叩き出したのは、大松選手でした。ライトスタンドの下の階(勝手に「セレブスペース」と呼んでいる部分)に、豪快に放り込みました。ナイスホームランでした。なおこの日のホームラン、大松選手の今季初ヒットとなります。本当に、よかったねぇ。
しかし野球は怖いもので、3回。安達了一選手四球の後のエステバン・ヘルマン選手のセカンドゴロ。安達選手はエンドランのような形でセカンドに走っていたのですが鈴木大地選手、セカンドに送球。しかもこともあろうにこれが悪送球となってしまい最悪な形の二・三塁・・・これはあってはならん痛恨のミスとなってしまいました。そして平野恵一選手にはライト線を突っ走るタイムリーを放たれて逆転を食らってしまいます。古谷投手にとっては何とも不運な失点となってしまいました。
このまま負けてしまうと、ムードはちょっと厳しいものがあります。
しかし、おじさんたちは強い! こういう日があってもいい!
そんなチームの危機を救う30代の戦士たち。5回表、久々スタメンマスクの里崎智也選手が今季初ヒットとなるバッティングで出塁するところから始まります。「好きなタイプ・南野陽子」はブレません。そして加藤翔平選手が自身のナイトゲーム初安打となる内野安打は渾身のヘッドスライディングが素晴らしかったです。そして続く鈴木選手に汚名返上を期待したのですがそうは問屋は卸さずの二死一、二塁。
井口資仁選手、左中間を豪快に襲う逆転タイムリー!
さらに6回にはルイス・クルーズ選手がこれまた二者を還すタイムリー。クルーズ選手は8回にもルーキー東明大貴選手からもう1本タイムリーを放ってくれました。
投げては古谷拓哉投手、里崎智也選手のチーム日本人最年長バッテリーが頑張りました。古谷投手は3回に球数を要したために6回107球で降板してしまうのですが見事な三振奪取ショー。球審(敷田でないことは分かったけど名前知らない(笑))がオレステス・デストラーデばりに弓引き"strike out!"コールをしばしば繰り出したのが印象的でした。見事な、今季初勝利です。
この日活躍した選手はいずれも"over thirty"。男は、30代からです。なお得点には全く絡みませんでしたが30歳今江敏晃選手の猛打賞も光りました。この日ばかりは角中勝也選手の技ありマルチ、西野勇士投手の貫録の三者凡退はどうしても記述が控えめになってしまいます(でも勝利に貢献したことには変わりません!)。
まだまだ、みんな元気です。これからも宜しくお願いします。
今日は藤岡貴裕投手初先発。ドームなので、雨は心配無用です。
ただ皮肉なもので、本日の関東地方は久々に木曜に晴れ予報が出ました。そう言えば次週木曜もドームです。こちらはなんちゃってドームですが。
藤岡投手も、続いてもらいましょう!

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