最高気温16℃、暖かいお出かけ日和になるでしょう。
…
いやいやそれなりに寒かったです…海の近くのマリンフィールドをなめていました。平日に休みとなったこの日、今季2戦目のオープン戦観戦となりました。相手は、読売ジャイアンツ。守備練習でいきなり井端弘和選手や片岡治大選手を見て、「ああ2014年だなぁ…」と思うのです。
オープン戦って、結果をどう受け止めたらいいのかが結構分からなくなります。そんな試合でした。
なんせ…
初めて見る、鴎の涌井秀章投手。涌井投手にとっても「マリーンズの涌井」としては初めてのマリンフィールド。
【ジャイアンツ・スタメン】
(遊)坂本
(中)橋本
(右)長野
(三)村田
(捕)阿部
(一)ロペス
(左)アンダーソン
(二)片岡
(指)高橋由
先発投手は杉内俊哉投手。ホークス時代にマリンのベンチを殴って負傷した過去は一生忘れてあげません。
【マリーンズ・スタメン】
(中)荻野貴
(二)鈴木
(一)井口
(三)今江
(指)サブロー
(右)清田
(左)角中
(遊)クルーズ
(捕)里崎
妻に作ってもらいました。今季はいっぱい試合を見るべく節約。飲み物に関しては何度も川島屋の誘惑が襲ってきたのですが、頑張って「ゼロコーラ、ゼロウーロン」。
それでは試合です。いきなり涌井投手がマウンドへ。当たり前か。そして初回は三者凡退、上々でした。
そしてマリーンズの攻撃。
長野久義選手のオールドスタイルがかなり目に入る位置での観戦、似合わんなぁ…
と思う前だったかもしれません。
突然の杉内討ち!
なんと荻野貴司選手、先頭打者ホームラン!!あまりにも鮮やかな先制だったので驚いてしまいました。スポーンとレフトスタンド。
直後、スポーンとライトスタンド…さすがは読売ジャイアンツ、クイックレスポンスでした。阿部慎之助選手も涌井投手からソロホームラン、たちまち同点になります。
涌井投手、結構打たれました。3回には読売の新戦力である片岡選手にツーベースを浴びると、坂本勇人選手のタイムリーツーベースに長野選手の犠牲フライで2点の勝ち越しを許し、5回には村田修一選手の2ランなどで驚きの5失点…都合5回8失点というマウンドになってしまいました。
ここが、オープン戦の評価の難しいところです。この日の涌井投手の球速を8割ぼどは確認したのですが、その中では140km/hを超えた球はありませんでした。本人としては「まだそこまで投げる時期ではない」というところかもしれませんし、そうでないかもしれません。一方で「いろいろな球を打者に投げ込めるかを試してほしかったのだが」「今のままでは不安」という伊東勤監督のコメントもあります。
ただ大投手ほど、オープン戦は結構打たれるそうです。先日もカープの前田健太投手が打たれまくっていました。その系譜に並べてもいいかどうかはさておき、まずは開幕までには状態を上げてほしいと思います。
ところがマリーンズ打線も負けておりません。3回裏の先頭打者は里崎智也選手、いつものように左手を「ハイっ!」とあげてバッターボックスに入ります。そして左足を開いての構えから…
どかーん。
センターバックスクリーン下部にあたる、豪快なアーチ!…しかし惜しいかな、ソロナンデス。
杉内投手も結構打たれました。5回にはやはり里崎選手がデッドボールで出塁すると(代走江村!)、荻野貴選手のツーベースで二、三塁。そして鈴木大地選手の犠牲フライに井口資仁選手のタイムリーで2点返します(代走アジャ!)。オープン戦ならではの代走です。ただ江村直也選手、この場面は荻野貴選手のツーベースで生還しないとダメです。杉内投手は5回4失点。大量リードはありましたが読売にとってはこちらも不安でしょう。
後半は、いきなりの背番号「120」に驚きました。まさか本当に金森敬之投手が登板するとは思いませんでした。日本ハムを解雇され、独立リーグの愛媛マンダリンパイレーツを経て育成選手としてのNPB復帰、次なる目標は支配下選手登録である金森投手にとっては大事なマウンドになります。
…しかし3失点。打たれたらもう止まりませんでした。ちょっと厳しいマウンドか。
7回は服部泰卓投手が登場しますが、読売は指名打者の高橋由伸選手のところで、なんとドラフト1位の小林誠司選手を代打で起用。ファーストを守る井上晴哉選手は日本生命でのチームメイト、早くもプロ野球の舞台で再会を果たします。しかしそこは服部投手が仕留めて0点。
その裏…なんと我が日本生命OBが活躍します。荻野貴選手が「あと三塁打でサイクル」という猛打賞となるヒットで出塁すると、これを井上選手が還すのです。読売2番手・久保裕也投手の球を豪快に振り切ってのツーベースでした。またまた、アジャです。
そしてこの回で退いたためにサイクルとはならなかったのですが荻野貴選手、3-3で1四球。しかも盗塁も決めています。まさに一番打者!ここはもう決まりではないでしょうか。そして…秋までそのポジションを手放してほしくないと、切に思います。
日本生命ラッシュは続きます。8回表に登板したのはルーキー吉原正平投手。こちらも「井上、小林に負けるか」と言わんばかりの無失点ピッチ。防御率はたしか、未だに0.00です。
試合は5-12で負けてしまいました。9回、さりげなく大谷智久投手が失点しております。一方の読売は西村健太朗投手が2イニング無失点。
◇◆◇
個人的にはいっぱい選手を見られるからオープン戦は好きです。また結果がどうあれ「これがシーズンへの布石か」「試行に成功するか」「起用の意図は」「生き残りに向けての意地を見た!」「おお面白い助っ人がまた来た♪」…など、レギュラーシーズンとは異なる見方(というか味わい方)ができます。それも、オープン戦ならではです。
次は週末!…カープちゃん♪
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