薩摩川内市総合運動公園(2) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 ようやく書けました。



 2014年薩摩川内、マリーンズ二軍キャンプ。私にとっては3年ぶりの薩摩川内でした。鹿児島本線・川内駅から「くるくるバス」に乗って30分で辿り着きます。バス料金、驚きの100円ポッキリ。



 着いたのは朝9時半、スタンドはご覧の通りほぼ無人でした。しかも、選手も到着していない・・・



 10時前にようやく選手が登場します。この球場はスタンド上部にバスが停まり、選手はこのようにスタンドを経由しないとグラウンドに降りられません。ちょっとだけ西武ドームに似ています。



 練習開始前。よっぽど神戸拓光選手が面白い事を言ったのでしょう。「橋本聖子のマネ、しまーす」・・・でしょうきっと。



 おそらく英語で緊迫するウクライナ情勢について会話していると思われるセス・グライシンガー投手と藤谷周平投手。もしくは「ミスター・アベハナンデ前歯2ホンデルノデスカ?」

 ちなみにセス39歳、新婚です。



 おいっちにーさんし、にーにっさんし。



 ウォーミングアップセット、風で派手に舞います。たださすがは優秀なマリーンズスタッフ、また同じように敷いて「あれえまた飛んじゃったよ」を繰り返す愚は犯しませんでした。うん。普通しないね。



 鴨川でもそうでしたが、キャンプで怪我をしてしまうことは何としても避けねばなりません。したがっていつもウォーミングアップは入念。11時近くまでじっくりやっていました。



 故障がどの程度かが心配される福浦和也選手、若手に交じってじっくり調整します。

 

 そして別メニューの選手を除いて、選手は着替えてキャッチボールを行います。ここでファームの新戦力を見ておきたいと思います。

 



 育成ルーキー・肘井竜蔵選手。充実のキャンプにしたいところです。とは言っても初めてのキャンプ、まずはプロのキャンプというものに馴染むことが大事です。



 同じくルーキーである二木康太選手。しかし鹿児島情報高校在学中の二木選手にとっては地元の鹿児島県、むしろマリーンズが二木選手のために来てくれたような感もあります。きっとここでも鴨池でも試合をしたことはあるでしょう。



 けっこう整った顔をしている育成の岸敬祐投手。讀賣を解雇され、テストを経てマリーンズの育成選手となりました。左投手だったのですね。



 同じく育成選手として新加入した金森敬之投手。日本ハム時代はさほど印象に残っていない選手ではありますが、四国アイランドリーグ+(プラス)を経由してのNPB復帰。もう一花、咲かせたいものです。



 キャッチボールを終えたら投内関係の練習。松山秀明コーチから一プレー終えるごとに各守備位置の動きについて指導が入ります。



 一塁を守るオールドスタイル三兄弟。



 また怪我によって石垣の一軍からこちらに合流することになったドラフト3位ルーキー、三木亮選手。「復帰か♪」と思ったのですがこの日は守備位置に着く感覚を得るだけか、打球も飛んできませんでした。

 三木選手、焦らずプロのスタートを切ってほしいと思います。



 練習途中、やはり石垣から岡田幸文選手、伊志嶺翔大選手、田村龍弘選手が合流します。この日はまだユニフォームを着ていませんでした。



 このキャンプに同行していた山森雅文スカウトと再会を果たします。岡田家にとって山森スカウトは、お父さんをプロに連れ去った人でもあります。



 一方外野では、川本良平捕手と肘井捕手も外野守備練習をしていました。このキャンプ、外野手はG.G.佐藤選手と神戸選手のみ、彼らもレフトあたりを守ることはあるかもしれません。ただ岡田選手が合流しなかったら・・・センターは誰なのでしょうか。「センター神戸」なんて、いろんな意味で痺れますが。



 またこの選手にも触れておきましょう。毎年怪我と付き合っていかざるをえない内竜也投手、投手陣本隊を離れて孤高のピッチング。クローザー候補の一角を担う投手だけに、やはり一軍にいてもらいたい内投手です。

 

 そこでお昼。肘井選手が「失礼しまっす」と元気よくプレハブ食堂に入っていきます。ただ意外と食事の時間は短く、選手はすぐに汗を流しに行ってしまうのです。

 



 午後はバッティング練習。こちらは塀内久雄選手。



 福浦和也選手。



 バッティングピッチャーは、寮長でした。



 バント練習に勤しむG.G.佐藤選手。こんなシーンは実戦ではおそらくないでしょう。

 ちなみにこの日のG.G.選手、自分のスマホを青松敬鎔選手に渡してバッティングに勤しむ自分を撮ってもらっていました。もしかしたら自分のブログ用写真かもしれません。



 一方投手陣は隣の陸上競技場でランニング。今季からファーム担当になった齋藤明雄コーチの厳しい目が光ります。



 新任コーチでは山下徳人打撃コーチ、ルーキー肘井選手を熱心に指導します。



 また福澤洋一バッテリーコーチはキャプテン小池翔大選手にキャッチングからスローイングに至るまでを指導していました。



 私にはよくわかりませんでしたが、これがまた格段に良くなったそうです。福澤コーチ、自身のデジカメかスマホかガラケーでそんな小池捕手のフォームを動画で撮影し、二人でチェックするという熱の入れようでした。

 小池選手も、このままでは終われません。

 

 全体練習は、意外に早く終わりました。

 



 心配されている福浦選手でしたが、しっかり全メニューを消化。是非とも開幕に間に合わせてほしいと思います。

 

◇◆◇

 

 

 その後高濱卓也選手、角晃多選手、肘井選手が居残りで特打ちに励んでいたのですが・・・

 



 ブルペンでは地元の星・二木投手が地元放送局の取材を受けていました。そして「二木康太投手・未来への展望」というフリップに向こう5年の目標を書いてもらうという企画。

 

 覗き見してしまいました。

 



 ・・・けっこう壮大ですね。かなりびっくりしました。



 意外とこの男、やるかもしれません。さあ目指すは杉内か、木佐貫か。

 もしくは西郷隆盛か。

 

 翌日は鹿児島市・鴨池での練習試合だったため薩摩川内市でのキャンプ見学は1日のみでした。ただ川内から鹿児島中央に向かう電車に乗って気づいたのですが、このあたりはけっこうプロ選手を輩出した高校があるのです。

 

 川内の隣の隈之城駅からは飯山裕志選手(日本ハム)のれいめい高校が見え、そして暫くすれば「神村学園前」という駅。そのまま、野上亮磨投手(西武)を出した神村学園でしょう。あとは見る事はできなかったのですが木佐貫洋投手(日本ハム)の川内高校もきっとこの辺でしょう。

 鹿児島情報高校からは初めてのプロ野球選手となった二木投手、諸先輩に続いちゃいましょう!


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