優勝は当たり前であるかのように横綱白鵬でした。しかし横綱日馬富士の休場という興醒めしてしまいかねない事態で迎えたにも関わらず、それなりに見応えのある場所でした。大関・鶴竜が千秋楽で横綱に今年の初黒星を付けて優勝決定戦に持ち込んだのは素晴らしかったです。
そして何と言っても遠藤!まだ髷を結えぬ若者が入幕2場所目で11勝4敗。何で初日と千秋楽に負けてしまったのかが解せないのですが、来場所は対戦力士も様変わりします。間違いなく、横綱との対戦があるでしょう。
横綱は言いました。「もっと強くならないと上がれないよと教えるのが私の務め」
大関・琴奨菊の凄絶な戦いを見ました。肩の傷め方は尋常ではなかったでしょう。ぐるんぐるん巻かれたテーピング、顔を歪めながらもその腕で投げを打った取組もありました。結果15日間休まずに相撲を取り、カド番脱出!
あのがぶりをもう一度。万全な状態で、「栃東以来の宿願」を果たして欲しいと思います。凡そ8年ぶりとなる、日本人力士の賜杯を。
稀勢の里にとってはもう序盤のつまづきが全てだったかもしれません。いや、それだけではなかったかもしれません。綱取りの場所、またしても退けられてしまいました。ここを越えねば、稀勢の里はダメです。
また、やり直し。
その序盤に稀勢の里をつまづかせたのは、くしくも豊ノ島でした。千秋楽で給金を直し、来場所は久々の三役!!
大阪場所、こちらは一月より時間的に見辛いのですがなるべく頑張って見たいと思います。

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