昨日の続きです。昨日記事にした東都の入替戦は東洋が負けてしまい、後がなくなっての第2戦が本日行われました。それで結果は、東洋にとって厳しいものとなってしまいました。1-0、勝ったのは駒澤。一部最下位の駒澤がなんとか残留を決め、東洋の一部復帰はなりませんでした。
東洋、なんとこの入替戦で1点も取ることができませんでした。東洋大学、その復活は遠いのでしょうか。
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昨日は東都入替戦の前に高校野球を観ました。秋季東京都大会、準決勝! 一応都民の私、やはり興味があります。
(1)第一試合:東海大高輪台対関東一
関東一高(主なOB、くまだまさし(笑)・・・いや、田村藤夫か)、阿部武士投手。1年生!
この阿部投手の投球が本当に素晴らしく、高輪台打線をしっかり抑えにかかります。関東一高と言えば今ドラフトでカープ5位指名を受けた中村祐太投手がいますが、またまた楽しみなニューフェイスが現れます。
そして関東一高、よく守りました。ショートを守る五十嵐選手(下の名前、あいにく知らず・・・)、かなり広い守備範囲を誇り、ヒット性の打球をことごとく凡打にしてしまうのです。
一方東海大高輪台、バッテリーミスが響きました。3回の3失点、うち2つはランナーを三塁に置いての後逸・・・この日3つのバッテリーエラーが本当にもったいなかったです。
結果、関東一高が決勝進出。2012年以来のセンバツ出場へ向けて、快進撃を続けます。
(2)日大三対二松学舎大付
・・・やはり、このチームは練習から凄い。
試合前のノックから、エグい打球を飛ばすコーチ。キャッチャーに対しては至近距離からボールを投じての盗塁刺の練習。さすがの、日大三高。
お茶の間でもお馴染みの日大三高監督・小倉全由。これまで多くの名選手を育てた名将は、すでに春のセンバツを通り越して来夏の甲子園を見据えているのではなかろうか、とも思ってしまいます。2013年は西東京大会を勝ち抜き、優勝監督インタビューでは「甲子園で、やり残したことがある」と言ったくらいの人です。しかし2013年の選手権大会も、日大山形相手に初戦敗退。今夏の「みちのく旋風」に勝てませんでした。したがって新チーム結成直後のこの大会、彼はどういうチームを打ち出してくるのか・・・東京都の高校野球ファンのみならず、楽しみなところでしょう。
対するは、二松学舎大付。今年のカープのルーキー・鈴木誠也の後輩でもある大黒一之投手。球速はさほどではありませんが、力感あふれる気合い漲る投球が魅力的。
しかしながらこの投手を見ると・・・絶句してしまいます。日大三高の新チームのエースナンバーを背負う三輪昂平投手。いきなり叩き出す、140km/h台! その後もストレートは全て140km/h超え、MAXは148でした!
顔が上を向いちゃう、驚愕のフォーム。序盤の二松学舎打線、球を前に飛ばすことすらかないません。
そんな王者・日大三に対する二松学舎ですが・・・
・・・おお、こんなことってあるんですね。3回に驚きの8点を叩き出した二松学舎の前に、日大三高は敗れ去ってしまうのです。
小倉監督、センバツ出場を逃し、夏に向けての激しい戦いがこれから始まることでしょう・・・
ちなみに3回の8点。
なんと二松の5番・秦匠太朗選手にグランドスラムが飛び出すなど、なんとも派手なものでした。
さらにエース大黒は、3点取られるも粘りの投球で完投勝利。見事、決勝進出となりました。
・・・日大三高の敗戦自体、初めて見たかもしれません。
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高校野球は、夏が終わってすぐに3年生が引退し、新チームが始まります。全国的には豊作の世代である「現・2年生」。2014年の高校野球は、間違いなく面白いものとなるでしょう。
ああ、高校に大学に社会人にプロに浦和に、忙しいです。。。有休がふんだんに使えたらいいのになぁ。
ま、仕事もがんばります。いかに両立するか・・・それも腕の見せ所です。
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