タイトルは完全に「後付け」ですが、あえてそうしたい! 昨日のマリンフィールドの試合を振り返ってみたいと思います!
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恒例となった「一番最初に撮った選手」のコーナーですが・・・
自分でもびっくり、鈴木大地選手でした。このコーナー、縁起がいいので続けようかと思います。
先発は、こちらも若い大嶺祐太投手でした。中13日だったそうです。
久々の先発マウンド、2013年の再スタートは相性の良いホークス戦から!
・・・しかしいきなり1番・中村晃選手にヒット、さらに送りバントを挟んで内川聖一選手にも打たれてピンチを招きます。ちょっと苦しい立ち上がり・・・
ただここはさすがでした! 4番・松田宣浩選手を三振に仕留め、ここはバッテリーが頑張りました。さらに怖い首位打者・長谷川勇也選手もショートゴロに打ち取って何とか切り抜け・・・
・・・ませんでした。なんとここでショート鈴木大地選手が、無人の二塁ベースに投げてしまいます。ここがロスとなってバッターランナーはセーフ、三塁走者の生還、そして先制点を許してしまうのです。ちょっともったいない失点(記録はフィルダースチョイスなのですが、これ・・・自責点になってしまうのですね)。若さに足りないものは経験値、ときには失敗もあるのです。ヤングマリーンズの宿命ではあるのですが・・・
ああこれが決勝点となったら悔いが残るだろうなぁ・・・と思っていたのです。
ホークスの先発は左腕・帆足和幸投手。しかしマリーンズは前日同様左打者もけっこう入った布陣で挑むのです。これも、伊東マリーンズだからこその戦略かもしれません。
それが、奏功します。2回、まさか「1イニング15点」が頭をよぎるようなビッグイニングになるとは! 初回は三者凡退だったのですがこの回はまず先頭の4番・今江敏晃選手がツーベースで出塁、さらに続く左打者・大松尚逸選手もセンターオーバーのツーベース。ただ見ようによってはセンターが捕れそうな当たりでもあったため、今江選手はスタートを切れず三塁ストップ。
そう、この男がやってくれたのです。律儀にも攻守の際に審判に一礼を欠かさぬ左打者・鈴木大地選手なのです。今季は大活躍ではあるものの対左が課題の鈴木大地選手・・・
しかしここでタイムリー! すかさずマリーンズ、同点! 大地選手、本当に素晴らしい!
そして角中勝也選手が歩き、満塁。
今季、本当に満塁で回ってくることの多い江村直也選手なのです。しかしながら打のほうではいまいち結果を出せずまだまだ発展途上・・・
そしてヒッティング・・・
なんと、三遊間を抜けます! 値千金の勝ち越し2点タイムリーとなります!
この回、マリーンズ打線は止まりませんでした。未だノーアウト、さらに岡田選手荻野貴選手根元選手もヒットを放ってここまで8者連続の出塁! ただ井口選手の三振でこれは途絶えました。
しかし容赦ないマリーンズ、この回二度目の打席となった大地選手、またまたタイムリー! なんとこの回、7点取ってしまったのです!
さらに3回には根元選手の2ラン! よく見ると、空中浮遊しています。
大嶺投手は7回途中にピンチを招いた後で降板となったものの、ここはルーキー松永昂大がナイスリリーフ! 内川選手を併殺に仕留めて無失点で切り抜けます。
快勝でした!(M☆スプ名鑑できたりして♪名前知らんけど・・・)
:100 002 000=3
:072 100 01x=11
【勝】大嶺(4勝1敗0S)
【敗】帆足(5勝3敗0S)
【本塁打】(ソ)江川4号2ラン (ロ)根元6号2ラン
大阪府堺市の電話番号のようなスコアです。
なおこの試合、あまりにも早く点差が開いたためか、ホークスは先発の山崎勝己捕手から山下斐紹捕手に代えます。このブログでも何度か登場した、習志野高校の元・主将。
くしくもマリーンズの一塁も、習志野の大先輩・福浦和也選手に交代していました。その先輩の前で、山下選手はマルチ安打。
一塁塁上で挨拶した時は、スタンドから大拍手でした! 山下選手、いずれはホークスの扇の要を担うことになるかもしれない期待の若手です。
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ヒーローは、ヤングマリーンズ! 江村選手はマリンで初のお立ち台でした!(大嶺どうした?(笑))
4安打の大地選手、決勝打の江村選手。ともにミスをした直後の活躍でした。めでたいインタビューにおいてもそのプレーに対する反省の弁も忘れません。若さゆえ、失敗もあります。ただ、勢いもあります!
今日発売の「週刊プレイボーイ」では伊東監督と江夏豊氏の対談の記事がありました。表紙を飾るのが水着のAKBだったのも構わず立ち読みしました(※今年の集英社文庫の「ナツイチ」キャンペーン、AKBなんですね・・・イメージが読書と全く繋がらんので本好きとしてはやや違和感を感じる。。。)。そこで伊東監督は戦前の下位予想にもかかわらず首位を走るチームの原動力として大地選手、西野選手らヤングマリーンズの活躍を挙げているのですが一方それをアキレス腱としてもとらえていました。
「足りないのは、経験」
いずれチーム力が落ちる時期も覚悟しています。ただヤングマリーンズは、経験を通してペナントを奪う戦士となってくれるでしょう。女性にとっては手に取るにはやや勇気の要る雑誌かもしれませんが、一読してほしい記事です(なんでよりによって「週プレ」なんでしょうね(笑))。
今回監督推薦でオールスター出場が決まった大地選手。そして益田選手、西野選手、今江選手。オールスターという舞台で他球団のスタープレイヤーを間近に見るというのも一つの「糧」です。また一回り大きくなって、球宴から戻ってきてほしいと思います!
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