暫くノーマークだったのですが、昨日さりげなくホームページを検索して、驚きました。女子プロ野球、今年はガラっと運営体制が変わるそうです。
2010年、関西から女子プロ野球は始まりました。ただ関西なのでなかなか見に行けず・・・しかしシンデレラシリーズと銘打ち、初年度から神宮などの関東の球場でも試合をしてくれ、私の初の女子プロ野球観戦は神宮でした。翌年は・・・本場・京都わかさスタジアムへも行きました。そして去年は新球団・大阪ブレイビーハニーズも誕生しましたが、関東へは残念ながらやって来ず。そして4年目を迎える2013年は「関東に新球団発足」という噂を聞き、胸を躍らせたものでした。その矢先・・・
まず、既存の京都アストドリームス、兵庫スイングスマイリーズ、大阪ブレイビーハニーズの3球団が・・・なんとなくなってしまいます。そして、こうなります。
・ウエストフローラ
・サウスディオーネ
・イーストアストライア
・ノースレイア
それぞれ、西日本・南日本・東日本・北日本を本拠とするそうです。うーん、とてもじゃないけど覚えられません。
さらに興味深いのがその運営。今年はトーナメント戦とリーグ戦の2本立てで、メインはトーナメント制の「ティアラカップ」。上記4チームが、各地で2日間にわたって戦い、都度優勝チームを決めます。そして後者のリーグ戦は「ヴィクトリアシリーズ」と言い、東軍(西と南の連合チーム)と西軍(東と北の連合チーム)の対戦となるとか。もう、完全に新しい試みです。ただ嬉しいのは、関東でも見られる機会が確実に増えるということでしょうか。すでに「ヴィクトリアシリーズ」の神宮での開催が4月に予定されています。この後に起こる私の異動いかんによりますが、これはできれば見たいと思います。
もちろん従来の3球団に所属した選手たちはバラバラになり、それぞれの新球団に属します。そして(ちょっと残念なのですが)マスコットも一新されます。京をんな「古都美ちゃん」も、港町のエキゾジック乙女「スインビットちゃん」も・・・もういません。さらに年間通した個人成績はどうなるのか、メディアへの露出はどうなるのか、こちらも大いに気になるところですが、いよいよ全国規模に拡大した女子プロ野球の新時代を寿ぎ、大きな期待を寄せたいと思います。
◆◇◆
仕事で疲れた体に幾ばくかの癒し。
☆梨木香歩『家守綺譚』
もちろん生まれる前の話なのですが、なぜか「懐かしさ」を抱き、現世で失われていくものを惜しみたくもなるのです。科学の世では血迷いごととされる怪異な伝説(河童が登場し、狸が化け…)、また四季折々の、かつての我が国にはどこにでもあった植物の「表情」。時代が進むことは、必ずしもいいこととは限らないものと思いました。喋る植物、化ける狸に動じない主人公のような人々が昔は多くいたのではないでしょうか。物語の各章は、主役となる植物の名前が小題として登場します。サルスベリ、ツリガネニンジン、ドクダミ、南天、などなど。このへんまではわかるのですが、どんな草木なのか全く想像できないものたちも多数。いかに我々が植物に疎くなっているかを痛感致します。