アカデミー賞で監督賞・脚本賞・主演男優賞・助演男優賞・メイクアップ&ヘアメイク賞の5部門でノミネートされていましたが、残念ながら無冠。
でもフォロワーさんが「トリオ演技賞を贈りたい」と語っていたのに賛同したいくらいに、メイン3人の演技が素晴らしくて引き込まれました。
3人のうちチャニング・テイタムだけがアカデミー賞にノミネートされず可哀想…。スティーブ・カレルとのダブル主演なんですが、そういう場合って一作品につき一人しかノミネート出来ないんですかね?
マーク・ラファロも期待どおり良かった!お兄ちゃん萌えな私のツボを突かれましたw
作品紹介で「大富豪の御曹司にオリンピックのレスリング金メダリストが殺された実際の事件について描く」という事だけを聞いて観てみたら、最後に「えっ」と驚きます。
ミスリードを誘うためにわざと伏せてるんだろうなあ…。実際の事件を知ってる人でなければ、みんな普通に主人公のマーク(チャニング・テイタム)が殺されるもんだと思って観てると思う。
そのくらい、スティーブ・カレル演じるジョン・E・デュポンとマークとの愛憎劇が序盤から中盤まで丹念に描かれてるので。
でも内容的に一気に進展していくのは、マーク・ラファロ演じるデイブ(マークの兄。ややこしいなw)とジョンが接触してからなんですよね。
このあたりからはもう本当に目が離せない。
映画を観ていると、あからさまなシーンはないものの、マークとジョンは暗に同性愛的な関係にあったのかなあと勘ぐりたくなる雰囲気があります。愛情と呼ぶには捻くれまくった歪んだ感情ですが…。
レスリングをしているので、大の大人が肌をぶつけあったり組み合ってじっと動かずにいる様子が「暗喩」に感じられるのかもな~とも思ったんですが、後で購入したパンフを読んでみたら実際にジョンはマークにそういう関係を強要して拒まれたのだという、当時を知る関係者のインタビューが載ってました。
まあ、そういう具体的な事実を知らなくても、ジョンがマークに、そしてマークの兄デイブに対してどんな感情を抱いていたのか(抱くに至ったのか)を、映画を観ながら推測していくというのが、この作品の醍醐味でもあると思います。
「何故、大財閥の御曹司はオリンピック金メダリストを殺したのか?」
という謳い文句が映画の宣伝で打ち出されてますが、実際に最後まで観ても「何故なのか」は明確に提示されていないんです。
観る側が「ああじゃないか、こうじゃないか」と考えるようになってます。
こういう観終わった後もしばらく考えさせられる映画は、楽しみが長続きする感じがして、お得感があって私は好きです。
あと、レスリングシーンがたくさんでガチムチ好きな人には目の保養にもなります(笑)
興味があったら、ぜひ映画館へ~♪

)ダンスはセクシー&キュートだし、実にいい役をもらえてました!



