人生を豊かに。。。
朝6時30分から8時50分まで生放送
"男前でも、金持ちでも、貧乏でも
誰でも認知症になる可能性がある"
ご自身もお母様を介護している時に
世界一不幸だと思ったそうですが
同じような思いをしている人が
自分は世界で5番目ぐらいに
ラジオ日本「スマートNEWS」
病気療養のためお休みしていた
岩瀬恵子さんが来週の月曜日から
OA復帰することになりました
3月後半からお手伝いしていますが
超早起きを毎日こなしていくのは
体力的にハードだと私も痛感中
まだ様子を見ながらとのことで
私も火木金のピンチヒッターを
引き続き務めさせていただきます
認知症の人と家族の会の代表を
長く務めていた高見国生さんの
"認知症と歩む"という産経のコラム
最初に私がご一緒したのは会社を
辞めてフリーになりまだ手探りで
仕事をしていた2012年のことです。
"男前でも、金持ちでも、貧乏でも
誰でも認知症になる可能性がある"
ご自身もお母様を介護している時に
世界一不幸だと思ったそうですが
同じような思いをしている人が
他にもぎょうさんいることを知り
自分は世界で5番目ぐらいに
大変だと思えるようになったと
京都出身らしいユーモアある表現を
されていたのがとても印象的でした。
また認知症と共に"新しい人生"を
夫婦や家族で歩み始めると前向きに
考えてみて下さいという高見さんの
言葉は車椅子の生活になった母との
暮らしを正に言い当てたものでした。
高見さんが介護に直面したのは
1980年で今から40年も前のこと。
まだ痴呆症とよばれていた時代で
介護家族への公的支援が何も無く
追い詰められた家族を助けて欲しい
という切実な声を受けて会の前身
"呆け老人をかかえる家族の会"を
設立をすることになったそうです。
認知症と人と家族の会の歩みは
そのまま認知症のケアの歴史。。。
介護経験により人生が豊かになると
コラムでメッセージを綴る高見さん。
認知症の人のケアは相手の心の内を
想像してその気持ちに寄り添うこと。
優しく接すれば相手も穏やかになる
介護はまるで写鏡のようなものです。
人間としての優しさと思いやりが
身につく介護の経験は大きな宝物に。
また人は必ず老いていくことや
死を迎えることを実感する介護。。。
だからこそ今を大切に生きようと
勇気が湧いてくると語る高見さん。
家族が認知症と診断され誰もが
戸惑い、怒り、悲しみに包まれる。
そんな同じ苦労をした仲間とは
心の深いところで繋がり合えるし
生涯にわたって心を許せる友人に。
"大丈夫!ひとりじゃない"
人生の半分を認知症ケアの活動に
捧げてきた高見国生さんのように
道なき道を歩んできた先輩の存在が
今介護に直面している人やこれから
向き合う人を照らしてくれるはず
また高見さんに逢いたいな。。。
うっかり間違えないようにします
ラジオ日本「スマートNEWS」
火曜日のOAはまた担当しますので
早起きの方ぜひお付き合い下さい