元彼からネズミ呼ばわりされていた

尽くしタイプ依存型ダメ女から

 

どうやってフランス人夫に出会い

溺愛されるようになったのか?

 

数回にわたって、

マイストーリーを書いていきたいと思います!

 

 

>>>ここまでの話

 

第1話:アラサーどん底負け組に転落…リーマンショックで失業&失恋

 

 

 

***************

 

 

世の中が大不況の中

失業と失恋のダブルパンチで

泣く泣く実家に戻ることになった私。

 

 

これから先の人生、

どんな風に生きていきたいんだろう…

 

 

 

 

やっぱり、私、

 

海外で働きたい。

 

 

でも

 

英語力もなく

これといった専門スキルもなく

職務経験が浅い私が海外で働くなんて

夢のまた夢…

 

 

世界を舞台に働きたいなんて

大きなこと言って

笑われるだろうな…

 

 

周りに言っても

恥ずかしくないような

ちゃんとした会社に転職して

早く結婚相手も見つけないと…

 

 

毎日、劣等感とプレッシャーに

押しつぶされそうだった。

 

 

そんな焦りばかりが募る中、

 

ある人との出会いによって

運命が思わぬ方向に

動き出すことになるのです。

 

 

あのさ、ずいぶん落ち込んでるみたいだけど

君は、何かやりたいことないの?

 

 

う〜ん、もういっそのこと

ワーホリとか留学とか

海外に行きたいなぁ〜なんて。

 

 

 

そんな冗談めいて放った言葉に

思わぬ答えが返ってきたのだ。

 

 

 

いま挑戦しなければいつ行くの?

きっとこのまま一生その夢は

実現することなんてないんじゃない。

 

そうだなぁ…

シンガポールなんてどうだろう?

 

 

え…っ?しんがぽーる???

私、英語を勉強したいのに、亜細亜ですか???

 

 

 

今となっては

東南アジアの経済成長を代表する

超先進国として君臨してるけど

 

 

2010年の当時は、

まだまだ認知度が低く

 

「シンガポールって何語話すの?」

「シンガポールってマレーシアの首都だっけ?」

「ガムを食べてると捕まるんだよね?」

 

と大真面目に聞かれるような状況。

 

 

アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ

みたいな洗練された英語圏に憧れていたけど

 

当時の私の実力は、TOEIC500点以下…

 

☑️ 英語力もない

☑️ 専門スキルもない

☑️ 大したキャリアもない

☑️ 国内線すら一人で飛行機に乗ったことがない

 

何の強みもないどころか

英語力すらない私が

 

海外で働ける可能性があるのは

たしかに、いま急成長しているアジア…

 

シンガポールくらいだ。

 

 

よし、シンガポールに行こう!

 

 

そんな一縷の望みを託し

 

『シンガポール 仕事 就職 働く 留学 ビザ』

 

と思いつく限りのキーワードを

google先生に打ち込んでいく。

 

 

すると、

 

(当時の)シンガポールでは

積極的に海外から若くて優秀な

労働力を呼び込んでいて

ワークホリデービザを発行している

 

という情報が目に飛び込んできたのだ。

 

 

へぇ〜シンガポールに

ワークホリデーがあるなんて知らなかった。

 

 

電子辞書を駆使して

英語が得意な友人に助けを求めながら

 

どうにかこうにか

シンガポールのワークホリデービザを申請。

 

 

その二週間後、

 

シンガポールの移民局から

一通のメールを受け取ることになる。

 

 

 

Dear Sir/Mdm,
 

We are pleased to inform you that your application for a Work Holiday Pass has been approved in principle. 

A copy of the in-principle approval letter is appended along with this email.

 

 

 

 

ワークホリデービザの申請が承認されました

 

というお知らせのレター

 

 

 

何だかよくわからないけど…

私、シンガポールに行くことになったみたいっ!!!

 

英語で何が書かれてるのかイマイチ理解でませんでした(笑)

 

 

勇気を出して

本当に叶えたい夢を口にするという

ほんの小さな行動

 

そして

 

たったひとりの

夢を肯定してくれた人の存在

 

によって

 

 

私の人生は、大きく向きを変えて

想像もしない方向に

進み始めることになるのです。

 

 

人生というのは、

本当にいつ何が起こるか分からないものだ。

 

 

失業、失恋によって

真面目に生きていても報われない…なんて

ある意味人生を恨んでいた私にとって

 

人生の本当の面白さ

 

を知ることになる

最初の出来事でもありました。

 

 

 

 

ようやく絶望から這い上がり

夢実現の一歩を踏み出したのだけど、

心の中の不安はむしろ大きくなる一方。

 

 

だって、ビザが取れたはいいものの

 

シンガポールで何をするか

全く決まっていなかったから。

 

 

「何のためにシンガポールに行くの?」

「目的もなくワーホリだなんて、大丈夫?」

「帰国しても、就職先なんてないよ。」

 

 

そう聞かれる度に

せっかく掴んだチャンスを片手に

気持ちが揺らいでいたんだよね。

 

 

 

つづく>>>

 

第3話:アラサー女子が、何の目的もなくワーホリってどうなの?