9月26日 (木) 曇り 10:40
「桜美町若者」の曳山で
外題『義経千本桜 大物浦』 蔦谷流 桜雅会 作
人物「武蔵坊弁慶」「新中納言知盛」
九州へ船で向かおうとする源義経一行は、大物浦で渡海船を営む
廻船問屋に到着した。宿の主人渡海屋の銀平は、追手が来る前に
一刻も早く船を出すよう義経に助言する。しかし、この銀平こそが壇ノ浦で死んだはずの平知盛だった。知盛は、白装束の鎧を着て幽霊に化け、義経を討とうとするがこれを見破っていた義経
一行は反撃を加えて蹴散らす。
死闘を繰り広げた知盛だが、もはやこれまでと感じた武蔵坊弁慶
は出家するよう数珠を振りかざし知盛に渡そうとするも、
義経一行へ立ち向かおうとする知盛であった。