【作品情報】
監 督 オリヴィエ・グラナー
出 演 オリヴィエ・グラナー、エリック・ロバーツ、サルマン・ボカリ、スティーブン・デル、他
上映時間 90分
原 題 「Sector 4: Extraction」
【あらすじ】
アルカイダのナンバー3である暗号名「T3」こと が、中東で最も危険と言われる地域「セクター4」に潜伏しているとの報が入り、彼の暗殺を請け負った民間軍事会社の傭兵部隊「ブラックナイツ」が現地に潜入する。
彼らが行動を起こそうとしたその時、アメリカ軍が現地を空爆。激しいアメリカ軍の攻撃の中、更には敵に待ち伏せ包囲されてしまうブラックナイツは、全員が人質として捕らえられてしまう。
しかし、リーダーのナッシュだけがその後、脱出に成功するが、ブラックナイツの司令官は他の人質の救出は不可能と判断。
ナッシュは仲間たちを救うため、引き留める妻を振り払い、たったひとりで敵地へと乗り込んでいく。
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昔、傭兵…
今、民間軍事会社(PMCなど)
名前変われど、やる事は同じ…とは言いながら、傭兵たちの昔の役割と今の役割って全然違う感じね。
今は正規兵が危険な地域や行動を犯さず、正規兵が行かないところに傭兵が代わりに派遣される…そういう傾向になってるみたいね。
高額な報酬の代わりに、命がけというのは今も昔も変わらないけど…
日本語で表すと…昔は「決死」、今は「必死」という感じに変わってるかな。
映画に関しては、全体的に映像が暗くて…演出とはいえ、観辛いところが多いね^^;
最初のチームの敵地へでの潜入行動から、行動開始した直後に、アメリカ軍の空爆があり、現場は混乱に陥る。
その中で全員が捕まっていくんやけど…その辺もちと判りにくい。
何とチームリーダーのナッシュが敵を蹴散らして脱走。
その後は、一旦母国へ戻って、延々とトレーニングをした上で、更に生存帰還率を格段に高める為に、イスラエル式の近接格闘術を、これまたじっくりと学んで…改めて、敵地への潜入を行うんやけど…そんな悠長にしててエエんかいな??
日数、意外と経ってるぞよw
囚われた仲間処刑される可能性が高くなりゃせんのかね??
ナッシュが敵地へ戻る事が「計算通りだ」とのたまう民間軍事会社の社長。
彼の計略とは何か?
その辺が、意外と微妙な表現やし…
ナッシュの個人トレーニング…近接戦闘術は、どこかで活かされてるのか…
再潜入時の敵地での戦闘でも、その辺の表現も曖昧やねぇ^^;
話の筋は面白いと思うんやけど…詰めが甘いと言うか…
あくまでも監督兼主演男優の見せどころと言う事で、トレーニング風景を延々と見せて、自分をアピールする事が映画の目的なんかもねw^^;;;;