【映画鑑賞】「山猫は眠らない4 復活の銃弾」(2011年アメリカ) | しろくま・まちゃるWORLD!

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【作品情報】


監   督 クラウディオ・ファエ

出   演 チャド・マイケル・コリンズ、ビリー・ゼイン、リヒャルト・サメル、パトリック・リスター、アナベル・ライト、コンラッド・ケンプ、他

上映時間 91分

原   題 「SNIPER:RELOADED」


【あらすじ】


内戦真っ只中にあるアフリカ・コンゴ民主共和国に駐留中の国連軍に所属する…アメリカ海兵隊のブランドン・ベケット三等軍曹(チャド・マイケル・コリンズ)。


彼らの部隊は、コンゴ正規軍の教育指導に当たっていたが、ある日、指揮官のイェーガー大佐から反乱軍勢力下で農場を営む民間人の救出任務を命令される。

コンゴの正規兵と国連軍合同で救出部隊を編成し、農場へと向かう。


なんとか説得し農場主が脱出を同意、彼と共に家を出た途端に、何者かから銃撃を受ける。

銃撃の感覚や角度や攻撃範囲からして、敵は1人。狙撃手であると推測された。

農場主も撃たれて死亡、次々に倒れ行く救出部隊の兵士。


最後まで生き残れたのは、たったの2名。

直属の上官である大尉と二人で脱出しようとした矢先、ブランドンは撃たれて穴へ転落、上官も直後に撃たれて即死した。

ブランドンも重傷を負い、薄れゆく意識の中で…戦果の確認なのか、穴を覗きこんでくる敵の姿を見る。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


1992年の1作目「山猫は眠らない」は隠れた傑作で、戦争映画ファンにも人気が高い作品やけど…

2作目、3作目を経て、名狙撃手トーマス・ベケット上級曹長役のトム・ベレンジャーの現役兵士役らしからぬ肥満化(太ったというよりは、全体的に緩んだんやろうけど)が著しく、4作目にしてとうとう本人は出てこず終い^^;


代わって彼の息子という設定で、アメリカ海兵隊所属のブランドンが登場。


山猫は眠らないの続編という事でなければ…

そんなに内容は無茶でもないし、使い古された様な題材である事と…

無名な役者さんばかりが登場している事を覗けば、まぁまぁ観れるという感じ。

特に4作目となると、「山猫は眠らない」の設定は別になくても、普通に映画として成立する様な気もするしねw


ただこの映画のちゃちなところは…配役された俳優さんがやや薄いんよねぇ。

部隊長のイェーガー大佐も、最初から悪役顔してるし…発言も、明らかに部下の命は何とも思ってない感じが出過ぎてて、何かの陰謀があるなら彼が黒幕とすぐに見えてしまうw


あとはブランドンとすぐに寝てしまう、イギリス軍から派遣されている美人女性中尉も、いつ敵である事を露呈するのか?なんて深読みまでしちゃってwww


ミラー役のビリー・ゼインが久々の登場なのは、1作目からのファンには堪らんねw

いつの間にか熟練狙撃手になってて、狙撃に関するウンチクを色々とたれるところも…時代は変わったんやなと思うねw

1作目の時は、人を撃つのが初めてやったのにねw


しかしビリー・ゼインも、年齢を重ねて、頭が禿げあがってくると…

ヅラを取ってからのショーン・コネリーのような渋さが見えてきたのは、さすがは元イケメンw

タイタニックの御曹司役の時の軽さとはエラい違いやねw

今は男として重厚感が成り立ちかけている感じが観てとれますなw


とにかくこの映画…

山猫は眠らないの続編として観たら…色々と薄っぺらい感じがあるけれど…

全く関係のない映画として観たら、C級映画なだけで、ストーリーは使い古された設定である感以外は、普通に観れると思いますなw


それだけ1作目の「山猫は眠らない」は、色々ときちんとしてる傑作なんやねw

題名がどこからそう名付けたん?と言いたいところは、雰囲気はあるから抑えとくとしてもねw