2024年06月30日(日) 10時49分42秒
ドッグフードをふやかす【メリット＆デメリット】
テーマ：■プライベートドッグフードをふやかす【メリット＆デメリット】
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まさはる君は、
生まれてから天使になるまでの約11年と2ヶ月間、
基本的には、ドッグフード（ドライ）は
何かしらの水分で10分ほど
ふやかしてからあげていました。
理由は、
水分量が約10％以下のカリカリを
あの勢いで食べると
口の中の唾液をドッグフードが
全て吸ってしまって、
食べた後に水をがぶ飲みして胃に負担がかかることを防ぎたかったのと、
同じく、
その水の重みで胃捻転が起きる可能性を
下げたかったから。
調べてみると、ほぼ全てのサイトに…
犬が赤ちゃんの頃は、
消化器官も未発達ですし、乳歯も生え揃っていないため、、
小さく噛み砕けないので、消化不良を起こさないように
ドライのドッグフードをふやかし、
乳歯が生え揃う生後３〜４ヶ月になったら
普通のまま（＝ふやかさないカリカリ）であげる。
この「普通」って何ですかね？
この「普通」はドライフードは成犬になったら
カリカリのまま食べるもの＝の「普通」ですよね？
この場合の
松本秀樹の「普通」は、
犬は狼時代に草食動物のお肉をそのまま食べており、
肉の水分量は約70％なので、
お肉を食べると同時に水分もしっかり摂っていたので
水分量が約10％以下のドライーフードはふやかすもの
＝の「普通」です。
獣医さんたちがこぞって
ドライフードは成犬になったらふやかさないであげるもの…
とするには理由があります。
それは、ふやかすとフードが細かくなりすぎて
口内に残る量が増え、歯周病になる確率が高くなる
というエビデンスがあるからなんです。
これは、ドッグフードを作る際には
必ず、小麦やトウモロコシなどの
炭水化物を入れないと成形できないのですが、
その炭水化物が歯と歯茎の間に残りやすためだと
言われています。
ドッグフードをふやかす＝歯周病になるんだ！
と考えるのは、ちょっと待ってください。
今、
ドライフードを普通のまま（＝ふやかさずに）
あげている飼い主さんと、
ふやかしてからあげている方の数を比べると、
ふやかさずに、ドライのまま
あげている飼い主さんの方が明らかに多いんです。
でも、
日本で暮らす3歳以上の犬の８割は歯周病である
というデータもあります。
ふやかしていないフードを食べている犬の方が多いのに。
ということは、
確かに、カリカリのフードはふやかした方が
炭水化物を含むので口内に残る確率は高くなるが、
歯周病になる確率を上げるのは、
別のファクター（条件）があると考えて良さそうです。
そのファクターとは、
「歯磨きがきちんとできているか？」
つまり、
ドッグフードをふやかしても、ふやかさなくても
歯磨きをサボっていると、させてくれないと
歯周病になる、ということですね。
犬がドッグフードをふやかして食べる
【メリットとデメリット】をまとめておきます。
ドッグフードをふやかして食べる【メリット】
・胃腸に負担をかけない
・胃捻転の防止になる
・シニアになった時の流動食への抵抗を無くせる
ドッグフードをふやかして食べる【デメリット】
・歯石がつきやすく、歯周病になりやすくなる
・香料が付けられているフードの場合は、落ちてしまうので美味しくなく感じる
・ふやかす手間と時間がかかる
このメリットとデメリットを考えて、
愛犬のドライフードをふやかすか、ふやかさないか、
決めてあげてください。
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