【解決編】トイレを微妙に外してしまうダックスさん。 | 松本秀樹の三度の飯より犬が好き!by アメブロ

【解決編】トイレを微妙に外してしまうダックスさん。

オシッコやウンチを

決めたトイレから

ちょっとだけ外してしてしまう

ダックスさん。



 

 

このダックスさんに

オシッコやウンチをトイレの上で

してもらうように、

 

このダックスさんにも

飼い主さんにも会うことなく、

家にお邪魔することなく、

 

もちろん、

【痛み】なんかは使わずに、

 

松本秀樹が

ドッグトレーナーとして、

飼い主さんに、

どんな意図を持って、

どんな質問をして、

どんな推論を立て、

どんな解決策を出していくのか

 

という、

松本秀樹琉の犬に行動変化してもらう

思考プロセスを全公開していきます。

 

前回まではこちら

下差し

トイレを微妙に外してしまう、ダックスさん。

 

(続き)

次に、松本秀樹が飼い主さんにお願いしたのは…

 

松本秀樹

「トイレを敷居から2cmほどのところへ

移動してもらえますか?」

 


このお願いの意図は、

ダックスさんがこのトイレを

トイレとして見ているかどうか。

 

その結果…

 


これまでの飼い主さんとのやり取りと写真から

松本秀樹が導き出した答えは・・・

 

①このトイレは、

壁が高く邪魔して奥へ行く気にならない。

かつ、狭い。

 

②手前のフローリングの部屋の床の色(茶色)が

見えなくなって、前脚がシートに乗ったら

『トイレ』だと覚えている。

 

 なので、こうしてもらいました。

 


すると…





《結論》

用意したトイレの壁が邪魔であり、

トイレそのものが小さかったため、

ダックスさんがそのトイレでは

しづらかった事が原因だった。


《改善策》

大きめの壁無しトイレに変更。



結論や原因、改善策だけを見ると、

たいした事がないように見えますが、


たいした事がないだけに、

見つけづらい、とも言えるんですね。


あらゆる原因の中から

犬種特性、トイレとその周辺の写真、

飼い主さんの性格などを考えて、

飼い主さんへ質問をし、回答をもらうことを

繰り返し、

このたいした事がない原因に

辿り着けます。



今回は、

松本秀樹流の犬のしつけの理念

『犬のしつけに犬はいらない』

を体現するような事例でしたね。


ダックスさんは、

邪魔なトイレが無くなったなぁ〜くらいで、

自分は何も変わっていない、変えていない

と感じているはずです。