2012スーパー耐久第6戦オートポリス
チームマッハ参戦レポート
地元オートポリス初開催のスーパー耐久で見事優勝を飾る！！
予選結果：3位、トータルタイム：3'38.845(Aドライバー：1'49.37、Bドライバー：1'49.468）
決勝結果：1位（完走35/35台）
11月10日（土）
SGTと共に国内レーストップカテゴリーであるスーパー耐久（S耐）、SGTと同じくGT3車輌の参戦が認められている。
同一車輌でSGT、S耐に参戦することは禁止されているが、SGTシーズン終了により地元九州での初開催に急遽参戦を決めたチームマッハ。
GTでペアドライバーである植田選手はS耐に他チームでレギュラー参戦しており、今回は2008年にマッハ号を運転した山野直也選手を迎え参戦する。
オートポリスではS耐初開催となる為、各チーム金曜にも走行を行い、今回フェラーリ初ドライブとなる山野選手の慣熟走行、S耐用タイヤの特性確認の為走行を行う。
金曜のフリー走行ではトップタイムをマークし好調な滑り出しとなる。
昼からの予選に備え、最終的なセッティングの確認の為、玉中・山野選手共に走行。
午後からの予選Ａ／Ｂドライバーそれぞれ走行しトータルタイムで予選順位が決定する。
Ａドライバー予選は玉中選手が走行。予選開始早々にトップタイムをマーク。その後コースアウト車輌があり予選は赤旗中断。
予選・決勝スタートは同じタイヤでの走行が義務付けられていることから赤旗解除後は走行を行わずタイヤ温存を図る。
赤旗解除後に直接のライバルとなるベンツSLSの2台がタイムを更新し3番手となる。
Bドライバー予選は山野選手が走行。フェラーリでの初レースとなる山野選手も3番手タイムをマークしトータルタイムで決まる予選順位も3番手となる。
11月11日（日）
土曜夜から激しい雨となり日曜は若干雨足が弱まったもののオートポリス名物の霧が立ちこめる。
フリー走行は2回ディレイするが回復することはなくそのまま中止。決勝レース前にフリー走行を行うスケジュールに変更される。
13時のレース開始予定時刻までに天候が回復することはなく再度スケジュール調整が行われ、14時30分開始の2時間レースへ変更となる。
14時にコースイン開始となるが霧が晴れることはなくSC先導によりレース開始。
スタートドライバーは玉中選手。1周目に山野選手へドライバー交替を行い、交替義務を果たすと共にこの作戦が当たりSC解除後はトップへ浮上。
山野選手は雨と霧で視界が悪くコース上に留まるもの難しいコンディションの中、最速ラップをマークしトップをキープ。
その後また雨、霧が酷くなり再度SC導入、このタイミングで玉中選手にドライバー交替、この作戦が決まり後続に大幅なマージンを得ることに成功。
SC解除後霧は薄くなったが雨足は弱まらずコース上に川が流れるような悪いコンディションの中、玉中選手はトップをキープ。
更に雨が強くなり再度SC導入、赤旗中断となりそのままレース終了。
地元オートポリスでの初開催のS耐で見事優勝を決める！
・玉中選手
地元オートポリスで初開催のS耐に優勝できとても嬉しいです。SC導入のタイミングに合わせた作戦が決まり最高の結果になりました。
GTではいろいろトラブルもあり、結果が残せませんでしたがやっと結果が出せました。スポンサー、ファンの皆様の応援ありがとうございます。
急遽参戦を決め、天候も悪くメカニックはマシン調整が大変だっと思いますが、ピット作業もミスなくこなしてくれたことに感謝します。
JAFスプリントでもう一暴れしてきます。皆様応援宜しくお願いします。
・ 山野選手
4年ぶりのチームマッハでしたが、素晴らしいマッハ車検スタッフの技術で完璧なマシンに仕上げてくれ最高のチームワークでした。
優勝というこれ以上無い結果を出すことができ、本当に嬉しいです。
また、応援して頂いた皆様にもとても感謝してます。応援有難うございました。