12ＳＧＴ第7戦オートポリス
チームマッハ参戦レポート
地元九州開催のレースは雨と霧に悩まされるが無事完走を果たす。
フリー走行結果：1'59.256(クラス20位）
予選結果（ノックダウン方式）：予選Q1:2'06.031（クラス16位）、Q2：2'04.728(クラス14位）
決勝結果：11位（完走20/23台）、観戦者数：21,100人（主催者発表）
9月29日（土）
ここまで悪い流れを断ち切れず思うような結果が残せていない今シーズン。レーサー玉中の原点である地元オートポリスでの一戦にチーム全員が気合いを込めて臨む。
台風の影響で朝から激しい雨。台風の進路によっては決勝レースの開催も危ぶまれるが年一回のGT開催に多くのファンが詰めかける。
今年から新しくなった路面舗装の影響確認、予選・決勝に向けたセッティング確認の為、玉中・植田両選手共に走行を行い、午後からの予選に備える。
午後からの予選はノックダウン方式。朝からの雨でコース上は所々川が流れるような悪いコンディションの中予選開始。
地元ファンの為にもQ2進出を目指し玉中選手の運転でコースイン。徐々に雨が弱くなり予選終了間際のタイミングでアタックをかけ16番手のタイムをマークしQ1突破を果たす。
Q2は植田選手がタイムアタック。無理に予選上位進出を狙わず決勝レースを考えたセッティングでの走行で14番手のタイムをマークしQ3進出はならなかったものの今期最上位グリッドを得る。
今大会は麻生工科自動車大学校の学生がメカニックとして参加、最新のレースマシンに触れる貴重な体験を得る。
9月30日（日）
台風は九州から離れたが影響は残り早朝より雨。更に霧がサーキットを覆いレース開催が危ぶまれる。
フリー走行開始早々にコースオフした車輌があり赤旗中断、コース清掃中に霧が濃くなりこのままフリー走行中止となってしまう。
11時から再度フリー走行のスケジュールが組まれるが霧がはれることなく再度中止が決定。最終的なセッティングの確認ができないまま決勝レースを迎えることになる。
PWではドライバーサイン入りグッヅ配布に長蛇の列ができる。
長年賛同しているピンクリボン啓蒙活動も行われこちらも多くのファンにアピールをする。
決勝レース開始の頃には霧がはれ、雨も小降りとなりスタート進行開始。
スタートドライバーは玉中選手。レース序盤から地元ファンの期待に応え快調に走行、ポイント圏内へ順位をあげる。
雨が徐々に弱くなりレース中盤にはほぼあがり、セミウエット路面となりヘビーウエットタイヤでの走行が難しくなる。
レース半分の30周目にドライバー交代の為ピットイン、植田選手に交替し暫定16番手でコース復帰、全車ピットイン後には11番手となる。
植田選手はポイントゲット目指し懸命に走行するが惜しくも届かず11番手でゴール。
地元九州でのレースで無事完走を果たす。
・玉中選手
多くの地元ファンの前で無事完走できて良かったです。今シーズン最上位グリッドからなんとかポイントゲットと思っていたんですが予想より雨があがるのが早く、選択したタイヤがあわなくなってしまいペースをあげることができず入賞を逃してしまいました。
残るはもてぎの最終戦だけになってしまいましたが、ポイントゲットできるよう頑張ります。
・ 植田選手
玉中選手の地元でなんとかポイントゲットしようと懸命に走ったのですが届かず残念です。
今回予選Q2進出でき、ようやくマシンの方向性が見つかったと思います。次戦もてぎこそ入賞できるよう頑張ります。