Amazonでは時々セールが開催されるが,その機会に購入をおすすめするのがFire TV Stick 4K Max(「Fire TVのすすめと裏ワザ集」参照)とFireタブレットである。
Fireタブレットは、Fire OSというAmazon独自OSであり、Google Playストアを使用できない。コスパは最高なのだが(セールによってなおさら)、Amazonアプリストアが提供するアプリでは選択肢が少ないという弱点がある。そこで私の出番である。お勉強に不可欠の環境を構築できるのか、実際にFireタブレットを過去のセールで購入して確かめた。
結論として、次の4点を確認した。
- AnkiDroidは、標準のAmazonアプリストアからインストールできて、正常に動作する。
- nPlayerは、Android化によって裏技的にインストールできて、正常に動作する。
- 東進は、「東進講座受講」アプリをAndroid化によって裏技的にインストールできて、快適に受講できる。
- スタディサプリは、デフォルトの状態でもSilkブラウザで受講できる。また,Android化によって裏技的に「スタディサプリ」アプリをインストールすることで快適に受講できる。
この4点さえ可能なら、当ブログの読者にとっては、コスパ最強のお勉強マシンの出来上がりである。Ankiで英単語をスラスラ覚え、nPlayerで日英同時字幕で英語吹き替え版アニメを視聴しまくってリスニング無敵になり、東進もスタサプも受講しまくりである。ついでにNetflixやHuluアプリで息抜きもできる。
(さらに、FunimationやHulu(米国)も視聴できる。方法は「英語CC字幕付き英語吹替え版日本アニメの大量入手方法」を参照。)
1は、通常の使い方なので、解説は不要だろう。
2〜4は、GooglePlayストアを入れて、そこから各種アプリをインストールすればよい(後述)。
安いから乱暴に扱って壊れても惜しくない。防水タブレットケース(2500円ぐらい)に入れて、風呂で楽しむのもいいね。迷ったらとりあえず買っておけ。いらなかったら人にあげればいい。
ただし,2023年4月現在は,このAndroid化が完全に機能するのは第11世代,つまり現行では,Fire HD 10と10 Plusのみである(次のAmeba Pick掲載のモデル)。ファームェア更新によって,第12世代でもある程度は動作するようになったが完全ではない。くわしくは https://ygkb.jp/6312 を参照。
おまけ
▼NASの自炊コミックをFireタブレットで閲覧(GooglePlayエアコミックスを利用)